前回のプログラム、cout の部分を switch 文で分岐して書きましたが、何か無駄に見えますよね。今回はそういうときに便利な文字列の配列と、文字列での初期化についての話を行います。 では、今回の要点です。 " " で囲んだ文字列のことをリテラル文字列と呼ぶ。 リテラル文字列はそのアドレスを返す。 リテラル文字列は静的であり、そして書き換えてはならない。 ポインタをリテラル文字列で初期化すると、リテラル文字列へのアドレスで初期化される。 配列をリテラル文字列で初期化しても普通の配列になる。 では、いってみましょう。 さて、前回のプログラムで switch 文で分岐した cout がありました。しかし、処理は全て同じなのですから、ここを何とか1つの cout ですむようにはできないものでしょうか? そこで考えられる方法といえば、「表示する文字列を配列にする」というのがあるでしょう。たとえば