(このコンテンツはメールマガジンの STL & iostream 入門に手を加えたものです。「 STL と iostream が使えるかのチェック」等はメールマガジンの方のページをご覧ください) STL がそうだったように、 iostream も非常に高い「カスタマイズ性」を持っています。「ないものは作ればいい」に強く応えてくれます。ですが、そのためにはまず iostream 全体の構造を知っておく必要があります。 iostream のクラスは、だいたい3つのグループに分かれます。これは「ストリームクラス」「フォーマットクラス」「バッファクラス」です。 これまで紹介してきた std::strstream などのクラスは、すべて最初の「ストリームクラス」に属するクラスです。普段使用する場合(つまりカスタマイズする必要がない場合)にはこのストリームクラスしかお世話にならないというわけです。 こ