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<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年05月11日 (水)時論公論 「浜岡原発停止の影響」 中部電力・浜岡原子力発電所が国の要請によって、全面停止となる事態を受けて、東日本の問題とされていた電力不足は、全国規模の問題へと発展する可能性が見えてきました。今夜は、浜岡原発の停止が浮かび上がった日本の電力需給体制の問題点を考えてみます。 今回の東日本大震災によって、この夏は関東と東北を中心に電力不足は避けられない。東電と東北電力は火力発電所などの復旧を急ぐとともに、政府も企業や家庭に対し、この夏、節電によって何とか東日本を中心とする電力不足を乗り切るべく協力を呼びかけていました。 そうした状況の下で、政府が新たに中部電力の浜岡原発が東海地震に襲われる可能性が極めて高いことを理由に、防潮堤の建設など抜本的な津波対策が整うまでの間、浜岡原発の運転を全面停止するよう電力会社側
前回の続きです。原子力消極的賛成派のよく使うテンプレ意見に応えていきます。 ビルゲイツは原子力に注目しているぞ ビルゲイツが作るんじゃ、Reactor3.1くらいじゃ安心できなくて、ReactorXPかReactor7まで待たないと、というお約束はともかく、注目しているというTWR(Traveling Wave Reactor)自体が、どうにも問題。 このTWRと同じ原理のCANDLE炉というのが日本でも研究されているそうですが、 革新的原子炉CANDLEの研究 http://www.spc.jst.go.jp/hottopics/0905nuclear_e_dev/r0905_sekimoto.html このタイプの原子炉には大きな問題が4つあります。 1.臨界状態を保つのが困難で、暴走したら止めようがない この炉は初期の核反応によって生じる高速中性子で、U238→Pu239へ変換。その
2011年の夏は、首都圏を中心にさらなる節電が求められている。場合によっては計画停電を実施する可能性もあるとされており、節電対策を心がけたい。そこで、USBバッテリの活用をはじめ、オフィスや自宅におけるPCの節電方法を考えてみたい。 USBバッテリでピークシフト&節電 USBバッテリは、今まで持ち歩いている機器の充電切れをサポートするために使用されてきたが、大容量の蓄電能力を生かせば、非常用の電源確保や電力シフトにも活用できそうだ。 たとえば、これまで日中に行っていた携帯電話やスマートフォン、デジタルカメラの充電を、深夜に充電しておいたUSBバッテリを使って行えば、電力利用の時間帯をシフトすることができる。
グリーンピースの調査レポートによれば、データセンター内コンピュータサーバの消費電力は世界の電力需要の 2 % を占め、これを一国の電力消費量とみた場合、世界で 5 番目にランクするとのこと。しかもその多くは石炭及び原子力発電に依存しており、風力や太陽光発電といった再生可能エネルギーの割合は低いのだそうだ (LosAngeles Times の記事、本家 /. 記事より) 。 本レポートによれば、IT 企業の多くはクリーンなエネルギーを使用することよりも、エネルギー効率に重点をおいているのだという。グリーンピースが抗議の対象として標的を絞った 10 企業の中には Apple や Twitter、Amazon が含まれており、特に Facebook は電力の 53.2 % を石炭発電に頼っていることから昨年やり玉に上げられたばかりである。 Yahoo に関しては石炭発電の割合が 18.3 %
スペイン・アリカンテ(Alicante)郊外にある微細藻類による原油生産の実験施設で、多数の藻類がつまった緑色の筒を監視する作業員(2011年3月17日撮影)。(c)AFP/JOSE JORDAN 【4月25日 AFP】高さ8メートルの筒400本が竹林のようにそびえ立つスペイン東部の施設で、「未来の燃料」が産声を上げた――かもしれない。科学者たちが期待をかけるのは、植物プランクトンと工場から排出される二酸化炭素(CO2)を組み合わせたバイオ原油だ。 緑色の筒の林は、アリカンテ(Alicante)郊外の平野に、セメント工場に併設して立っている。筒の中は数百万の微細藻類で満たされており、セメント工場から排出されるCO2がパイプラインで筒へと送られてくる。 まだ実験段階のこのプロジェクトは5年前に始まった。スペインとフランスの研究者たちが、ベンチャー企業「バイオ燃料システム(Bio Fuel S
武田恵世氏の『風力発電の不都合な真実 風力発電は本当に環境に優しいのか?』(アットワークス刊)を先ほど読了しました。 多くの日本人同様、著者も当初は「風力発電は、石油などの化石燃料を使わないので排気ガスを出さず、CO2を排出しない環境に優しい自然エネルギーだ」と信じ、大きな期待を抱き、出資しようと思っていたひとりでした。しかし、目の前で展開される事業のあまりの杜撰さ、でたらめぶりに疑問を抱き、ひとつひとつ「本当のところはどうなっているのか」と調べていきます。 そうして11年かけて調査し、検討した結果「現状では風力発電は決して推進してはならない」という結論に達し、本書を書くまでに至った、ということがまえがきに書かれています。 風力発電に期待を抱いている人には、前半だけでも読んでいただきたいと切にお願いしたいのです。 スマートグリッド、NAS電池、揚水発電所との併用の話も紹介しています。ヨーロ
【ワシントン=柿内公輔】米西部ワシントン州リッチランドの原子力発電所で7日、小規模な爆発事故があったことが分かった。人的被害はなく、放射能漏れも確認されていない。 原発を運営するエナジー・ノースウエスト社によると、施設内の軽水炉で燃料棒の交換を行っていたところ、冷却施設の建屋内で残留水素が引火し、爆発を起こした。作業員は退避して無事だったほか、建屋などの被害もなかった。安全が確認された後、燃料棒の交換作業も再開された。
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