将来を真剣に考えて悩みは深まるばかり 大手商社に新卒で入社して7年目を迎えた村木隆氏(29歳・仮名)。仕事も社内の人間関係も良好だ。最近では部長からも「見込みがあるヤツ」と評価され始めた。「でも、評価されればされるほど、内心は落ち込んでしまうんです」 村木さんの悩みの種は、入社から一貫しての人事部勤務にある。「もともと僕は、海外で大きなプロジェクトに関わりたくて商社に入ったんです。だから、事あるごとに営業への配属希望を出してきた。いつかはかなうだろうと、人事の仕事を一生懸命やっていたら、もう今年で30歳に。焦って部長に直談判したら『お前はウチに必要なんだからいいじゃないか』と受け流されてしまって……」 仕事で手を抜けば、部長からダメなヤツと烙印を押される。かといって、これ以上人事部で評価されると営業はますます遠のく、というジレンマに陥ったのだ。人材紹介会社に相談に行ったところ、『人事のプロ
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