6月末のソニー株主総会で新体制が承認され、正式にスタートした。併せて2012年3月期の有価証券報告書で、ハワード・ストリンガー会長兼CEO(最高経営責任者)の前期報酬が4億4950万円だったことが公表された。 前年度に比べて半分ほどに減ったとはいえ、4期連続の赤字にもかかわらず、これほど多額の報酬を得るのかと、株主総会では批判の声が相次いだ。確かに規定に従って算出された報酬なのだが、多くの株主、特に日本人株主にとってはメンタリティーからいって許せない。日本人投資家は、「ソニーというブランドと栄光、そして将来性に投資している」(証券アナリスト)。 それなのに、赤字決算を続けても経営トップだけが自己のフトコロを豊かにして、株主の期待には何ら応えようとしていない。また、ソニー社員にとっては、「大規模なリストラを強引にやっておきながら、自らは“痛み”を引き受けようとしない」という姿勢がやる気(
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