政治経済、スポーツ、エンタテインメント……。今年も色々ありました“2006年”。姿勢正しく新年を迎える前に、その偉大なる足跡を振り返っておくべき、音楽/映像界の偉大なるアーティストをピックアップ。安らかな眠りを祈るとともに、その功績を称えましょう。 ●“5人目のビートルズ”ビリー・プレストン死去 ザ・ビートルズの“新作”『LOVE』のリリースに世界が沸いた2006年。プロデューサーであるジョージ・マーティンとその息子のジャイルズが、楽曲を各パートのトラックごとに解体し、再構築。しばし音楽から遠ざかっていたオールド・ファンまでも、その調べに心を躍らせました(『LOVE』徹底ガイドは、CDジャーナル 2006年12月号/2007年01月号に掲載)。そのビートルズとの交流も深く“5人目のビートルズ”なる異名をとった、ビリー・プレストンが6月6日に死去(享年59歳)。ローリング・ストーンズ、レイ・