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ブックマーク / webronza.asahi.com (5)

  • 沖縄の米軍基地から漏れ出す「永遠の化学物質」 - 島袋夏子|論座アーカイブ

    沖縄の米軍基地から漏れ出す「永遠の化学物質」 米国内では至上命題と位置付けられているのに、沖縄では放置されている環境汚染(上) 島袋夏子 琉球朝日放送記者 去年11月、アメリカで公開された映画「ダークウォーターズ」。 アメコミ映画「アベンジャーズ」シリーズに出演していたマーク・ラファロが主演を務め、アン・ハサウェイ、ティム・ロビンスなど、名だたるハリウッドスターが脇を固める話題作だ。 テーマとなっているのは、1990年代後半にアメリカ・ウェストバージニア州で実際に起きたピーフォア(PFOA)という有機フッ素化合物による環境汚染事件。農場で相次いだ牛の不審死に端を発し、真相究明に乗り出す実在の弁護士ロバート・ビロットと大企業デュポンとの闘いの日々が描かれている。 アメリカでは今、このピーフォアなどによる水の汚染が深刻だ。 ミシガン州では廃棄物処分場に捨てられたピーフォアで地下水が汚染された。

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    tskk
    tskk 2020/04/24
  • 民間試験の導入で英語教育は良くならない - 寺沢拓敬|論座アーカイブ

    民間試験の導入で英語教育は良くならない 入試を変えれば「話せるようになる」は幻想だ 寺沢拓敬 関西学院大学社会学部准教授 2020年度に予定されていた大学英語入試への民間試験の導入の延期が、11月1日発表された。 ここ数カ月で話題になっている多くの問題点――異なるテストを比較することの妥当性の低さ、受け入れ体制の不備、受験者間の不公平・格差など――は、すでに数年前から教育関係者・研究者によって指摘されてきたことである。政府も問題点の深刻さを、直前になってようやく認識した格好である。 延期が決まった今だからこそ、具体的・技術的な問題点から一歩引いて、そもそも民間試験の導入という政策がどのような目論見(もくろみ)で推進され、そして、そこにはいかなる問題点があったのか考えてみたい。 入試を変えれば英語力は向上するのか 民間試験導入の根底を流れる発想はこうである――入試を「読む・聞く・書く・話す」

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  • 百田尚樹氏が記載した出典の現物を入手 - 早川タダノリ|論座アーカイブ

    連載 百田尚樹『日国紀』に登場した謎の記事を追う オリジネーターによるまとめ 1990年代後半からの日における歴史修正主義の台頭とともに拡散された、ククリット・プラモート「日というお母さん」記事。この記事を「発見」し世に送り出した名越二荒之助(なごし・ふたらのすけ)は、「大東亜戦争で日がアジアを解放した」論を集大成的に正当化してゆく大部の書籍を刊行する。1999年から刊行された『世界に開かれた昭和の戦争記念館』シリーズ全5巻(展転社)は、写真と解説記事を中心に、 これまで昭和の戦争は、日の立場を見失い、否定的側面ばかりが強調された。しかし調べてみれば、感動の秘話の宝庫である。史実や資料の羅列でなく、そこに至る国際的背景や脈絡を明らかにし、日が歩んだ感動のドラマを重視する。 というコンセプトのもとに編まれたものであった。最初から「感動のドラマ」に仕立て上げる気マンマンだったのであ

    百田尚樹氏が記載した出典の現物を入手 - 早川タダノリ|論座アーカイブ
  • [書評]『サカナとヤクザ』 - 小木田順子|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト

    悪いのはカタギのほうだ 毎年夏、土用丑の日が近づき、コンビニやスーパーや牛丼チェーンがウナギを大々的に売り出すと、ニホンウナギは絶滅危惧種だというのにそんなことをしていていいのかと思う。そして最近は、土用丑の日が過ぎて消費期限切れになったウナギの大量廃棄が話題になることも多く、ますます疑念は強まっていた。 だが、私たちの罪深さはそんな疑念で済ませられるものではなかった。 『サカナとヤクザ――暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う』(鈴木智彦 著 小学館) 暴力団取材のプロ中のプロが今回ターゲットにしたのは「密漁」。アワビ、ナマコ(中国では「黒いダイヤ」と言われる高級材)、カニ、ウナギなど高級魚の密漁・密流通が暴力団の資金源になっている実態を追いかけ、北海道から築地、九州、台湾、香港まで、5年にわたって取材を続けた。 なんといっても、その取材の体当たりっぷりがすさまじい。三陸の密漁アワビ

    [書評]『サカナとヤクザ』 - 小木田順子|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト
    tskk
    tskk 2018/10/30
    「たしかに違法行為で儲ける暴力団は悪い。だが、そのまわりには、手先となる漁師、黙認する漁業協同組合、密漁・密流通と分かって仕入れる水産業者がいる」
  • 「ブレードランナー」で生命や科学を語ろう - 粥川準二|論座アーカイブ

    「ブレードランナー」で生命や科学を語ろう 新作『ブレードランナー2049』が深化させる「人間とは」の問題提起 粥川準二 叡啓大学准教授(社会学) 筆者は中学生のとき、映画館で『ブレードランナー』を観て、衝撃を受けた。テレビで放映されたものを録画して何度も観て、大学生のときにはディレクターズ・カット版を、2007年にはファイナル・カット版を複数回映画館で観た。体を壊して休業していたときには、5枚組DVDセットの各バージョンを何度も観た。もちろん、原作のフィリップ・K・ディック著『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(早川書房)も、この35年間繰り返し読んだ。 『ブレードランナー』は、筆者が生命科学や生命倫理に興味を持ったきっかけの1つだ。 非常勤講師をしていた東京海洋大学や明治学院大学では、この映画を教材として使ったこともある。後述するような筆者の体験を学生にもしてほしいからだ。なかには、そ

    「ブレードランナー」で生命や科学を語ろう - 粥川準二|論座アーカイブ
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