システムの要件や設計が変更になると、それに関連するドキュメントやプログラムを "漏れ" の無いように修正しなければなりません。 修正がどのドキュメントやプログラムに影響しているかを正確に把握するために「トレーサビリティマトリクス」を作成し、双方向に追跡できる情報を管理しておくことが有効です。 V字モデル トレーサビリティマトリクスを取り上げる前に、まずは基本となる『V字モデル』について簡単に説明します。 以下の図は、システム開発の一般的な工程の関係を表したものです。 実践の矢印は作業順を、点線の矢印は、相互に整合性を保っておくべき成果物の関連を示しています。 例えば要件定義書は外部設計書とシステムテスト関連ドキュメント(試験計画表や仕様書、テストケース等)と整合性を保っておく必要があるとわかります。 つまり、「要件定義書のどこかに修正が入れば、外部設計やシステムテスト関連ドキュメントの "
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