セミナーの冒頭に挨拶に立ったIIJ社長の鈴木幸一氏は「IIJとしては、アプリケーションを提供するプロバイダに対して、インフラを提供する。ネットワークやデータセンターの運用ノウハウに関しては長年の蓄積もあるし、以前からファイルの分散やストレージ管理、新しい通信の形などの技術は開発してきた。なんとか12月にはサービスを開始したい」とクラウドのサービス化について語った。 IIJは2000年から「リソース・オンデマンドサービス」というコンセプトで、プライベートクラウドに近いアウトソーシングサービスを提供している。また、それを支えるために数千台規模のサーバの集約化や分散ファイルシステム、管理システム、モジュラ型データセンターなどの技術や要素を開発・運用を行なってきた。しかし、「昨今市場や経済動向が変わってきたこともあるので、今までのサービスをきちんと整理して、IIJのクラウドを提示したい」(ソリュー
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