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倫理学に関するtsubonobuのブックマーク (4)

  • 内部告発は保護されるのか

    お前とは一緒に仕事できない――。かつて内部告発者といえば、当然のように裏切り者の汚名を着せられていた。不正行為を内部告発をしても不利益は被らないという公益通報者保護法の実態に迫る。 2006年4月、法令違反などの不正行為を企業内部からの通報を支援する「公益通報者保護法」が施行された。この法律によると、内部告発をしても不利益は被らないということなのだが、実態はどうなっているのだろうか。 内部告発は命がけ 仲間内の論理を優先するといわれる日社会では、「内部告発」という行為自体がネガティブに評価されかねない。これまで内部告発者といえば、当然のように裏切り者の汚名を着せられ、「お前とは一緒に仕事できない」と言われ、退職させられるか、閑職に追いやられるなどの処遇を受けるケースが少なくなかった。 裁判例にも、そのような実態が現れたものがある。富山県を拠とする運送会社の29歳の社員が、自社の関わるヤ

    内部告発は保護されるのか
  • 『談』特集:匿名性と野蛮

    (対談) 斎藤環×北田暁大 匿名化するメディアからメディア化する匿名性へ ……2ちゃんねるBlog、チャットのディスクール 斎藤環 Tamaki Saito 欲望をギリギリまで切り詰めていくと、やはり固有なものでありたいという欲望は消えないと思うんです。言い換えれば、完全な匿名性に堪え得る人間は、私の考えではいないと思う。完全な匿名性というのは、欲望もない、欲望が消滅してしまうということですから。「2ちゃんねる」が一見なんでもありの空間に見えながらも、「荒し」や「フレーミング」が考えられるほどには多くないのは、そうした欲望が残されているからじゃないだろうか。 さいとう・たまき 1961年、岩手県生まれ。筑波大学医学専門学群卒業(環境生態学)。医学博士。現在、爽風会佐々木病院精神科診療部長(1987年より勤務)。また,青少年健康センターで「実践的ひきこもり講座」ならびに「ひきこもり家族会」

  • 2.リスクアセスメントのプロセス: 医療のリスクマネジメント

    スライド9 JIS Q2001には、リスクマネジメントシステムを構築するための一般原則が定められています。 この原則に従って、製品安全や労働安全衛生・情報セキュリティー・コンプレイアンスといったリスクマネジメントの規格が作られています。 どのようなリスクであれ、リスクマネジメントのステップは、方針、計画、実施、パフォーマンス評価、是正・改善、トップによるレビューというプラン、ドウー、チェック、アクションのサイクルに従っています。 この中では、特に計画:リスクアセスメントがポイントとなりますので、リスクアセスメントメントについて説明します。 スライド10 リスクアセスメントは、リスク分析、リスクの評価、リスクコントロール、リスクマネジメントプログラムの策定、といったステップで構成されています。 スライド11 リスクアセスメントの手法には、ハザードを抽出し評価する方法と、失敗モードを抽出し評価

  • ロールズの正義論 - 雑記帳

    ロールズの正義論に関する簡単なまとめ。学生時代に書いたものだから、内容が間違ってるかもしれないけどとりあえずエントリを作成。底は法哲学 (有斐閣アルマ)のp10-21およびp116-176。 ロールズの正義論はそれまでの正義論議と一線を画していた。1970年代初頭まで、社会科学における価値の議論は、倫理的概念の分析や価値判断の正当化の構造の追及といったメタ倫理学と、価値相対主義の台頭により、そもそも社会科学が実質的な価値判断を行なえるのかという疑問があった。社会科学が真偽を問えるのはあくまで経験的なものと論理的なものに限られており、正義のような社会的価値を社会科学の学問の下で語ることはできない、というのが当時の趨勢だった。 ロールズの正義論は、社会契約説を元に、自由で平等な道徳的人格が自分たちの社会の基構造を規定する根ルールを合意の上で選択する、という建設的ビジョンを、さまざまな理論

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