専業・兼業を問わず参入の増加、他方で地方を中心とした人口減少など、マンション経営を取り巻く環境は厳しくなっている。これに伴い入居率アップのため、「差別化」や「コンセプト」をプッシュする不動産投資家が目立ち始めている。 「ペット共生型」「シニア向け」あるいは「オフィス特化」など、さまざまな戦略があるだろう。 そういった中、「音楽好きな楽器演奏愛好家」を入居者ターゲットにした、「音楽マンション」が注目を集めている。 これを手がける越野建設株式会社は、東京都北区が地盤で100年以上の歴史がある中堅建設会社。6年前から始めた独自ブランドの「音楽マンション」は王子を中心に広がりを見せ、いまでは三軒茶屋や高円寺、池袋、上野、大塚、田端、駒込、調布、大井町、埼玉県蕨でも展開。総棟数は30棟(2018年4月15日現在:稼働中24棟/設計・施工中6棟)、総戸数は500戸を超えた。楽器対応賃貸ブランドでは国内