静岡皮膚科(2024年3月開業/静岡駅徒歩3分)院長 江畑慧 @shizuoka_doctor @yuruhuwa_kdenpa 皮膚科医です。しいたけ皮膚炎の症状はかなり派手です!びっくりして『これは何でしょうか!?』と受診される患者さんが多いですね。皮膚の赤みが消えるのに2週間程度かかるので、けっこう厄介です。重症だと発熱や下痢、結膜炎を伴うことも。しいたけの生食は避けましょう😌 twitter.com/S96405539/stat… 2021-01-19 23:26:02 やさひふ|皮膚科専門医|医学博士|Lumedia編集長 @S96405539 【しいたけを食べて体が真っ赤に!】 ・『しいたけ皮膚炎』という病気がある ・生椎茸を食べた2時間-5日後頃に、激しい痒みを伴う線状の赤みが多発 ・症状が消えるまでに11日程度かかる ・他に身近な食材による皮膚病としては、クロレラによる日
近年、ダイエットにおいて「タンパク質」の重要性が改めて注目されています。 ダイエットするには食事の量を減らして、エネルギー摂取量を減らすことが効果的です。しかし、食事を減らすことは精神的にも身体的にもストレスになります。 これに対して、現代の栄養学は「食事を減らす」のではなく「食欲を減らそう」という新たなパラダイムを推奨しています。そこで、食欲を減らす栄養素として注目されているのがタンパク質なのです。 『ダイエットで食欲を抑えたいならタンパク質を摂取しよう!』 『タンパク質が食欲を減らすメカニズムを知っておこう!』 また、エネルギー摂取量を減らすと、脂肪だけでなく、筋肉も減ってしまいます。この筋肉量の減少を抑えてくれるのもタンパク質になります。 『ダイエットすると筋肉量や筋力が減ってしまう科学的根拠を知っておこう!』 『筋肉を減らさない科学的に正しいダイエット方法を知っておこう!』 『筋肉
「ジュースなどの砂糖入り飲料を飲むと太る」 このことは誰でも経験的にわかると思うのですが、これは科学的にも明らかで、ダイエットするなら「砂糖入り飲料は飲んではいけない」と言われます。 しかしながら、あまり知られていないのが「砂糖入り飲料をやめることは難しい」ということです。 なぜなら、砂糖入り飲料には「中毒性」があるから。 そこで前回は「砂糖入り飲料の中毒性を断ち切る方法論」についての最新の科学的根拠(エビデンス)をご紹介しました。 『ダイエットするなら「ジュース(砂糖入り飲料)の中毒性」を断ち切ろう!』 しかしながら、この方法論で砂糖入り飲料を卒業できたとしても、それで終わりではありません。 現代の栄養学は、砂糖入り飲料を卒業したら、つぎに「やせる飲みもの」を飲むことを推奨しています。 それが「コーヒー」と「緑茶」です。 コーヒーが体重を減少させるエビデンスについては以前にご紹介しました
「炭水化物は太る」とされていますが、現代の栄養学はこう述べています。 「炭水化物には、太る炭水化物と、やせる炭水化物がある」 一般的にダイエットするときには、炭水化物を制限しようと言われますが、近年の研究報告では、太る炭水化物を避けて、やせる炭水化物を食べることで体重を減らせる可能性が示唆されているのです。 では、どうやって太る炭水化物と、やせる炭水化物を見極めれば良いのでしょうか? 今回は、やせる炭水化物を見極めるポイントについて、最新の研究報告をご紹介しましょう。ダイエットのトッピクスは「炭水化物を制限しよう」から「やせる炭水化物を食べよう」に変わりつつあるようです。 Table of contents ◆ 健康的な炭水化物 = やせる炭水化物 ◆ やせる炭水化物は、食物繊維の量が多い炭水化物 ◆ やせる炭水化物は、心臓病や糖尿病の発症リスクを減らす! ◆ ダイエットの科学シリーズ ◆
熱中症対策の為に飲む飲み物と言えばポカリスエット、いやいやアクエリアス、と意見が分かれることの多い2大巨頭。 ポカリスエットは体調が悪いときの栄養補給、アクエリアスは運動後の疲労回復とメーカーの商品コンセプトが異なります。 どちらも夏の熱中症対策に欠かせない飲み物ですが ポカリスエットとアクエリアスでより効果があるのはどちらでしょう? 医師なので、どうしてもアドバイスを求められることが多いこの問題をまとめておきます。 熱中症対策にはアクエリアスよりポカリスエット?この季節になると熱中症対策がメディアで喧伝されてきます。経口補水液のCMも大量に流れます。これだけ熱中症に気をつけましょうと大量に広報しても残念ながら、毎年多くの方が救急車で病院に搬送され、中には悲しい結果になってしまうこともあります。先日ある方からこのツイートが私宛に送られてきました。 このツイートに関して吟味せよ、とのリクエス
これほど多くのダイエット本が書店にならんでいるのは何故なのでしょうか?それは、ほとんどの人がダイエットができないからです。 では、何故、ダイエットできないのでしょうか? この問いに現代の科学はこう答えています。 「ヒトはダイエットするようにデザインされていない」 ダイエットできない理由のひとつに「意志力(我慢するチカラ)」があります。意志力には限界があることが心理学により証明されています。現代はストレス社会であり、日常の仕事や人間関係によるストレスでほとんどの意志力を消耗してしまいます。ここでダイエットするためには、さらに食欲というヒトの三大欲求のひとつを抑えなければなりません。 ダイエットには朝食や昼食よりも、夕食の摂取カロリーを制限することが有効とされています(Jakubowicz D, 2013)。しかし、1日の仕事や人間関係で疲弊し、意志力を使いきった僕たちに夕食を制限することがで
「高タンパク質の摂取は、腎臓にダメージを与えるのか?」 1948年、ミネソタ大学のThomas Addisが「腎臓への過負荷は腎臓に長期的なダメージを与える」という報告をして以来、このテーマは半世紀にわたって議論されてきました。 腎臓は、からだの老廃物を濾過してくれる大切な臓器です。血液のなかの老廃物は腎臓の糸球体で濾過されます。 動物実験では、タンパク質を過剰に摂取させると、糸球体で濾過される量が増えることによって腎臓の機能が低下することが示唆されています。また、腎臓病の患者を対象に高タンパク質の食事を摂取させた研究では、腎臓病が悪化することが報告されています(Cirillo M, 2014)。 このような動物実験などの結果をもとに、多くの識者は書籍やメディアで高タンパク質の摂取が腎臓にダメージを与えると警鐘を鳴らしています。しかし、これらの記事は動物実験などをもとにしたものであり、健常
女子マラソンの元日本代表選手だった原裕美子被告(36)が、万引きにより「2度め」の裁判を受けている。「1度め」の公判は昨年11月、宇都宮地裁足利支部で開かれた。これは同年7月、栃木県足利市のコンビニで飲料水や化粧品など8点、約2700円相当を万引きしたという窃盗の事案である。同日に言い渡された判決は懲役1年、執行猶予3年。そのわずか3ヵ月後、今度は群馬県太田市のスーパーでキャンディ1袋など3点、販売価格計382円を万引きして再び逮捕起訴された。10月29日に前橋地裁太田支部で開かれた「2度め」の公判で、検察官は原被告に懲役1年を求刑した。 この原被告の2度の裁判で注目を浴びたのは、原被告が摂食障害に長年苦しんできたこと、そして、その摂食障害と“万引きがやめられない病(クレプトマニア )”との関係性だ。原被告は太田市での逮捕後、入院治療に取り組み、退院後の現在は関連施設に住みながら仕事を始め
納豆って健康に良い食品であることは間違いないと考えます(血液サラサラ問題は別ね)。海好きの方はこの時期にクラゲに注意が必要であることは十分にご存知だと思います。でもクラゲと納豆アレルギーの深い関係って意外と知られていません。 納豆アレルギーとクラゲの予想もしなかった深い関係納豆アレルギーはアナフィラキシーショックを起こしやすいと考えられてます。夏の海はクラゲが大量発生して、刺されてしまうと思わぬ大ごとになる場合もあります。 納豆アレルギーで重症になる人はクラゲに刺された経験がある可能性が示唆されていますサーフィンや海水浴等のマリンスポーツ愛好家ほど納豆アレルギーになる可能性が高い、との医学研究もあります。私の周囲にはマリンスポーツ好きのオッサンが多いので、私の豆知識を披露してオッサンたちから称賛されることを期待しつつ、そんなこと以前から知ってるよ的な発言を無視して話を進めて参りますね。 納
筋トレの効果を最大にするためには、タンパク質の摂取が不可欠です。 これは、筋トレだけでは筋肉のもとである筋タンパク質が合成されないからです。では、筋トレには意味がないのか?というと、そういうわけではありません。 筋トレは筋タンパク質の合成感度を上昇させます。 合成感度が上昇したところでタンパク質を摂取することによって、はじめて筋タンパク質が大きく合成されるのです。その結果、筋肥大が生じます。 これが筋トレとタンパク質の摂取はセットで考えるべき理由です。 そこで大事になるのがタンパク質の摂取方法です。 筋トレによって筋タンパク質の合成感度は少なくとも24時間、上昇していることが示唆されています。 『筋トレ後のタンパク質摂取は「24時間」を意識すべき理由』 スポーツ栄養学では、この期間に筋タンパク質の合成をもっとも高めるための最適なタンパク質の摂取量、タイミング、パターン、品質などが検証されて
消化器内科の先生『辛い物を食べた時の辛さは痛覚として認識され、脳はその刺激に耐える為に多幸感を感じる脳内麻薬のエンドルフィンを分泌する。辛い物がやたら好きな人は辛さで自分の内臓を虐めて脳内麻薬でハイになってるの。すごいMなんだよ。変態の素質があるんだよ。』
食品添加物トレハロースが感染症流行の深刻な原因となっている、とする話題が先月、騒がれました。根拠は、科学誌ネイチャーに載った論文。トレハロースが、クロストリジウム-ディフィシレ菌(Clostridium difficile)の強毒化につながっている、とする仮説を提唱する内容で、米国の科学者が執筆しています。 トレハロースは糖類の一種で、でんぷんの老化防止やたんぱく質の変性防止など、食品の物性改善に働き、日本では和菓子や洋菓子、パン、惣菜等に広く用いられています。とても身近な食品添加物です。それだけに論文への関心は高く、「トレハロースは本当に安全か?」「致死性の感染症の急増原因」などの見出しが夕刊紙やウェブメディアで躍りました。海外でも報道されました。 しかし、論文にはかなり大きな問題があり、私が見る限り、感染症の原因と言えるような根拠は、崩れ去っています。トレハロースを開発した (株)林原
<英ケンブリッジ大学の研究チームが、アルコールの摂取がDNAを損傷して、がんのリスクを高めると発表した> アルコールがDNAを損傷 1年で最もお酒を飲む機会が多くなると思われる年末年始のこの時期、お酒を愛する人たちにとって気になるニュースが報じられた。アルコールが、DNAを損傷してがんのリスクを高めるというのだ。英ケンブリッジ大学のケタン・パテル教授率いるチームが、英MRC分子生物学研究所で行なった研究について、科学誌「ネイチャー」に発表した。 これまでも、アルコールの摂取ががんのリスクを高めることは指摘されてきた。アルコールを摂取すると、分解する過程でアセトアルデヒドが生成される。このアセトアルデヒドがDNAを損傷することは、培養細胞を使った研究で確認されていたのだ。しかしそのメカニズムははっきり分かっていなかった。今回初めて、パテル教授のチームがマウスを使い、生きている臓器の反応を確認
「タンパク質の大量摂取は腎臓にダメージを与えるのか?」 1948年、ミネソタ大学のThomas Addisが「腎臓への過負荷は腎臓に長期的なダメージを与える」という報告をして以来、このテーマは約70年にわたって議論されています。 なぜ、ここまで議論が続いているかというと、どんな高名な研究者であっても、この問いに科学的な根拠をもって答えることができないからです。 この問いに答えを示すためには、タンパク質の過剰摂取により腎臓がダメージを受ける(または受けない)ことを実験で証明しなければなりません。 科学的に強力な証明(エビデンス)を示すためには、無作為に選んだ被験者を大量のタンパク質を摂取するグループと通常量を摂取するグループに分け、長期的な効果を計測する必要があります(このような実験方法をランダム化比較試験(RCT)といいます)。 しかし、腎臓にダメージを与える可能性がある大量のタンパク質を
おいしいものを食べすぎて、太ってしまったという悩みはよく耳にするもの。しかし、その反対に「食べることが苦手で、太れる人がうらやましい」という漫画がTwitter上で話題になっています。好きな食べ物はあるものの、「食事=作業」という認識なのだそうです。 食べることが苦手で、一度も太ったことがないという投稿者。周囲からうらやましがられることが多いものの、本人としては食事を楽しんだ結果、太れることの方がうらやましいとのこと。幼いころに「早く食え」「絶対残すな」と教育され、無理な食べ方を強いられていたため、「食事=作業」という認識が染みついてしまったのだろうとしています。 偏食ではなく、果物、寿司などの好物もありますが、食べるとすぐお腹いっぱいに。現在は、頑張っても1日にお茶碗小盛り一杯程度しか食べられないほどの少食だそうです。より小さくて、高カロリー、栄養豊富なものを摂取するようにしており、SF
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く