ブックマーク / politas.jp (11)

  • 三つの寂しさと向き合う(平田オリザ)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    金子光晴の『寂しさの歌』の中に次のような一節があります。 遂にこの寂しい精神のうぶすなたちが、戦争をもってきたんだ。 君達のせゐじゃない。僕のせゐでは勿論ない。みんな寂しさがなせるわざなんだ。 寂しさが銃をかつがせ、寂しさの釣出しにあって、旗のなびく方へ、 母やをふりすててまで出発したのだ。 かざり職人も、洗濯屋も、手代たちも、学生も、 風にそよぐ民くさになって。 誰も彼も、区別はない。死ねばいゝと教へられたのだ。 ちんぴらで、小心で、好人物な人人は、「天皇」の名で、目先まっくらになって、腕白のようによろこびさわいで出ていった。 そしてこの長い詩は、以下のような一節で終わります。 僕、僕がいま、ほんたうに寂しがっている寂しさは、 この零落の方向とは反対に、 ひとりふみとゞまって、寂しさの根元をがつきとつきとめようとして、世界といっしょに歩いてゐるたった一人の意欲も僕のまわりに感じられない

    三つの寂しさと向き合う(平田オリザ)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
    tsugu_k
    tsugu_k 2016/08/11
  • 日本の「18歳選挙権」は高校改革からやり直せ(finalvent)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    クリントンの娘さんは18歳から政治活動を始めた 今回の第24回参議院議員通常選挙には、与野党が掲げる各種の争点がある。が、そうした枠組みから少し離れると、もう1つ重大な話題がある。「18歳選挙権」の実現である。都民については都知事選でも同じだ。これから日で始まる「18歳選挙権」について、現在18歳と19歳の人たち、また、すでに20歳以上の成人はどのように考えたらよいだろうか。 そう問いかけられると、ありきたりの答えがすぐに頭に浮かんでしまう。 ①正しい政治意識を持て ②せめて棄権はするな など。しかし、ブロガーとしては、少し違った話をしてみたい。 切り出しは、チェルシーさんだ。これから初の女性米国大統領になる(はずの)ヒラリー・ローダム・クリントンの一人娘である。1980年生まれ、現在36歳。結婚したのは30歳。お相手のメツビンスキー君(ユダヤ人)は2歳年上。二人とも晩婚とも言えないがそ

    日本の「18歳選挙権」は高校改革からやり直せ(finalvent)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
    tsugu_k
    tsugu_k 2016/07/09
    【日本の高校の政治活動届出ってダメだろ】 そう思う。
  • ゆっくり歩いて行こうと思っていた(浅生鴨)|ポリタス 3.11から5年――それでも

    東北にときどきぶらりと訪ねて行く小さな港町がある。その町には何人かの友だちが住んでいて、うまく時間が合えば一緒に事をしに行くこともあるし、夜遅くまでバカ話をすることもある。誰の都合もつかなければ1人で町の様子をなんとなく眺めてから、お決まりの土産物を買って帰ることになる。そんなふうにして僕はその町を訪ねている。 そこに今月いっぱいでひとつの役割を終えようとしているラジオ局がある。5年前、町の人たちが中心となって、震災からわずか41日後に開局した臨時災害FM局だ。どうしても伝えたいことがあるのだという強い思いから、地元の人たちがたどたどしく始めた放送も、気づけばもう5年近く続いていることになる。何かを大げさに語るのではなく、理想論を振りかざすのでもなく、ただ町と一緒に歩もうとした小さなラジオ局は、色も音も失いかけていた町に若者たちの明るい声を届けてきた。 いよいよ放送が終わると聞いた多くの

    ゆっくり歩いて行こうと思っていた(浅生鴨)|ポリタス 3.11から5年――それでも
    tsugu_k
    tsugu_k 2016/03/12
    支援欲。...
  • 取材拒否の人を取材して(大谷昭宏)|ポリタス 3.11から5年――それでも

    ここ1カ月、ほぼ毎週末、東日大震災の被災地を取材する日々が続いた。主にテレビ朝日、東海テレビ、CSテレ朝チャンネル2――そう、CSテレ朝チャンネル2は、このポリタスを主宰されている津田さんの番組である。 その取材の成果は番組を見ていただくとして、これらの取材の過程でテレビカメラでの取材を拒否されて、どこの番組にも反映されることにはならなかったのだが、なんとかその声を届けたい、だけど人には、もうメディアには懲り懲りという思いがある。さてどうしたものか、と悩んでいる1つのインタビューが存在する。 なんだかもったいをつけているようだが、そんな時に津田さんから原稿依頼がきた。忙しい時なので困ったな、と思いつつ、そうだ、この話、このポリタスの読者なら取材対象の気持ちも慮りつつ、あの3.11から5年、複雑に入り組んだ被災地の人々の苦悩をわかってくれるのではないか。そしてアベノミクスだ、2020年東

    取材拒否の人を取材して(大谷昭宏)|ポリタス 3.11から5年――それでも
    tsugu_k
    tsugu_k 2016/03/11
    どう書いて良いのか。 コミュニティが壊れた、重い現実がそこには有る。 原発事故はこういうところにも影を落とす事を心に強く留める。 https://t.co/uus5L7P6jT
  • 100年間戦争をしなかった国で鳴る鐘を(大谷昭宏)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    星座や血液型、それに動物占い、八卦見のようなものにはハナから興味がない。それだけではない。県民性のような地域性にも、いわゆる世代論にも、関心がない。だってそうでしょ。東京生まれにしたって、目黒ですごした者と下町の浅草や深川で大きくなった者では、生活も環境もまったく違う。 同じように世代論にも与しない。これだってたとえばバブル世代と失われた十年世代といったって、バブルの恩恵にモロあずかった人もいれば、とんと縁がなかった人もいる。失われた世代といっても、別にどうってことなく普通に暮らしていた人もいる。 そんな私が、絶対にこの年だけは別だと、こだわり続けている年がある。それが1945年――昭和20年である。 言うまでもなく、日はポツダム宣言をこの年の8月15日に受諾して無条件降伏。日は第二次世界大戦の敗戦国となった。私がこの年にこだわるのは、そう、敗戦の年であると同時に、私はこの年に生まれた

    100年間戦争をしなかった国で鳴る鐘を(大谷昭宏)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
    tsugu_k
    tsugu_k 2015/09/15
  • 【総選挙2014】なぜ新聞やテレビは選挙中に“ウソ”をつくのか?(田中秀臣)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    © iStock.com 1 世論形成をする「依存効果」の罠 朝日新聞の慰安婦問題と福島第一原発に関する誤報は、世間の厳しい批判にさらされた。なぜ朝日新聞がそのような誤報を行ったのか、同紙の従来からの"左寄り"の姿勢が、事実を見えなくさせていたという指摘が多い。このような特定の思想が事実誤認を生んだり、また時には事実のねつ造にまで至ることがある。そして新聞やテレビなどの影響力はあまりも強いために、このような事実誤認やねつ造は、世論形成に対して深刻なマイナスの影響をもたらしてしまうことがある。このようなメディアによってその読者の好き嫌い、または意見が影響されてしまうことを、「依存効果」と経済学者のジョン・K・ガルブレイスはかつて名付けた。 この依存効果は、新聞の社説、一面を中心にした匿名記事、ちょっとしたコラムや広告でさえも観察することができる。ガルブレイスによれば、経済学が通常前提にしてい

    【総選挙2014】なぜ新聞やテレビは選挙中に“ウソ”をつくのか?(田中秀臣)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
    tsugu_k
    tsugu_k 2014/12/14
    「世界価値観調査」によればアメリカのように最初から信頼度の低いマスコミと圧倒的に信頼度の高い日本との違い。 日本ってなんでこんなにマスコミが信用されるのだろうか?...
  • 【総選挙2014】“共犯者”のあなたへ(浅井久仁臣)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    © iStock.com 最初にお尋ねします。あなたは今回の安倍首相の解散総選挙に納得されていますか? メディア報道を見ていても、インターネット上でも、また日常生活においても、解散総選挙が皆さんの話題に上ることはあっても、どこか他人事のような話ぶり。 「町の声」は生活の苦しさに言及するものの、安倍政権の強引な手法や公約違反への怒りや憤りを口にするひとはホンの一握りです。政権そのものへの支持率は40%を割るところまできましたが、総選挙の比例の投票先はいまだに圧倒的に自民党。真剣に行く末を考えているようには見えません。 安倍晋三氏は2年前、「まず、復興。ふるさとを、取り戻す」と大見得を切り、「脱原発への意気込み」や「選挙制度の抜的な見直し、衆院の定数を削減する」などを選挙公約に盛り込んで衆院選に臨みました。 選挙に圧勝して安定過半数の議席を確保すると、安倍首相は報道陣を引き連れて被災地入りし

    【総選挙2014】“共犯者”のあなたへ(浅井久仁臣)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
    tsugu_k
    tsugu_k 2014/12/14
    ポリタスの識者の声は共感することが多い。 現実はそうならないとマスコミは伝えている。 自分としては共犯者になりたくはないが民が選ぶ事。選ぶことに文句を言ってもしょうがないが・・・...
  • 【総選挙2014】首相が「どの論点を避けているか」にも目を向けてみる(山崎雅弘)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    Photo by Chatham House(CC BY 2.0) 2014年の衆議院議員選挙は、決定権を握る首相が(形式上は唐突に)「解散総選挙」を選択した真意が判然としないこともあり、メディアの側も選挙報道の軸となる「争点」を明確に絞り込めていないように見えます。 私は、既に「争点」として論じられている個別の問題よりも、むしろ「現政権が最終的にこの『国』をどんな形へと作り替えることを目指しているか」を重視して、一有権者としての「総合的評価」を行うつもりでいます。その分析評価においては、第二次安倍政権が経済政策や安全保障政策などの諸問題の決定過程において国民に見せた姿勢や説明内容に加えて、同政権の発足から二年間における日国内の社会的様相の変化と、同政権が記者会見等で質問されても論点化するのを避けて「一切触れようとしない」問題は何なのかという点にも目を向けて、判断の材料としています。 1

    【総選挙2014】首相が「どの論点を避けているか」にも目を向けてみる(山崎雅弘)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
    tsugu_k
    tsugu_k 2014/12/09
    後で読む。
  • 【沖縄県知事選】沖縄県知事選で問われているもの(柳澤協二)|ポリタス 「沖縄県知事選2014」から考える

    私は、2014年、5回沖縄に行った。最初は、1月の名護市長選挙公示直前のタイミングをとらえ、名護市でシンポジウムを行った。6月には琉球新報主催の地元経済人を対象としたフォーラム、連合主催の平和集会にも講師として招かれた。8月には、私が所属するNPO新外交イニシアティブが那覇市内で講演会を行った。 私が一貫して訴えてきたのは (1)米海兵隊が沖縄にいることが抑止力であるという政府の主張が間違っていること (2)沖縄への基地の集中は、米軍駐留という日米安保体制の負の側面を土から見えなくする「矛盾の不可視化」であり、普天間の辺野古への移転も、さらなる「辺境」への封じ込めであること (3)それを、経済対策と引き換えに認めさせようとする日政府のやり方は、基地の存在自体が県民の選択ではない以上、公正なものではありえないこと (4)昨年の仲井真知事による辺野古埋め立て申請認可の過程で、自民党が県選出

    【沖縄県知事選】沖縄県知事選で問われているもの(柳澤協二)|ポリタス 「沖縄県知事選2014」から考える
    tsugu_k
    tsugu_k 2014/11/09
    世間で言われる沖縄米軍の抑止力に今のアメリカの軍事行動を見ていて違和感があった。 この方の意見で納得。
  • ポリタス - 「東京都知事選2014」を考える

    家入かずま@ツイッター 2014年01月29日 僕は友人にも在日の子は多いですし、そう言った方々にも優しい社会にしたいと思っていますよ。多様性ということはそういうこと。 詳細 宇都宮けんじ@ツイッター 2014年01月28日 小平市の視察を終えました。閑静で素晴らしい環境が、道路ができてしまうと一変してしまいます。道路をつくるときは住民の意見をよく聞かなければならない。何とかこの素晴らしい環境を残したいと思いました。 詳細 家入かずま@ツイッター 2014年01月28日 ネット選挙がどうこう言われるけどそれは実はあまり重要では無く、大事なのは、ネットというテクノロジーの発達によって、今まで声を上げたくても上げられなかった子がネットを使って発信出来たり、ネットが居場所の無い子の居場所になり得る、ということを認識し双方向で対話することだと思うんだよね 詳細 宇都宮けんじ@ツイッター 2014年

    ポリタス - 「東京都知事選2014」を考える
    tsugu_k
    tsugu_k 2014/02/07
    RT @tsuda: 【重要】都知事選候補者たちがこれまで様々なメディアで語った発言や持論を政策ジャンルごとに横断検索・閲覧できる発言データベースを公開してます。ポリタスの記事と併せ、多面的に候補者を判断する材料と
  • 脱原発に賛成:都知事選でパラダイムシフト(米倉誠一郎)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える

    資源制約はイノベーションを産む 経産省の試算では、「全国で電気をうまくやりとりすれば、年間で約1700億円の発電費用を減らせること」という。全国の発電所のうち、石炭火力など低コストの電源を優先して使い、電力各社で融通できれば、高止まりしている火力用の石油や液化天然ガス(LNG)の調達を減らし、電気料金は全体で1%程度安くなるという試算だ。そのためには、東日と西日地域で異なっている周波数を整える「変換設備」と、北海道州をつなぐ太い送電網の増強などで1兆円を超える設備投資が必要と試算されている。そもそもカリフォルニアより小さい面積の日で、東西周波数が違うということ自体がおかしかったし、北海道州を太く結ぶことができれば北海道の風力発電を州が享受できる。日の電力網にはまだまだできることが沢山あるということだ。 さらに、こうした融通をコントロールする「賢い電力網」すなわち「スマート

    脱原発に賛成:都知事選でパラダイムシフト(米倉誠一郎)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える
    tsugu_k
    tsugu_k 2014/02/06
    「発想の転換によるイノベーションが産まれる」マスキー法を例に日本の技術力、イノベーションの創出の説明がなかなか良い。
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