2011年1月26日のブックマーク (5件)

  • semiotics

    はじめに この記事はWikipedia の Semioticsの翻訳である。論理学の完全性の問題が syntax と semantics の問題としてとらえると分かりやすいが、一体どこから出てきた言葉なのだろうと探していたらここにたどり着いた。 論理学の場合、syntax(統辞論) は記号論理学の文法規則と推論規則を示し、semantics (意味論)は命題論理学の真理値や形式的体系の命題に対するタルスキーの定義した真理概念や、形式的体系のモデルを指す。 これらの用語を使うと、ヒルベルトが形式的体系について述べた「点が椅子で、線が机でも構わない。」と言う言葉は、数学を syntax (文法規則)で一元的に構築しようという試みだった事が分かる。数学質は論理的演繹という文法規則であり、個々の命題の semantics (意味論) は派生的なものでしかないという考え方である。 命題の証明可能

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/01/26
    Wikipedia の Semiotics(記号論)の翻訳 semantics, syntactics, pragmatics を使い始めたのは、アメリカの哲学者 Charles W. Morris である
  • 三嶋博之、河野哲也『環境のオントロジー』 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

    『環境のオントロジー』 三嶋 博之 (著), 河野 哲也 (編さん) 三嶋博之 / 溝口理一郎 / 関博紀 / 倉田剛 / 加地大介 / 柏端達也著 http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-36050-7/ 目次 第1章 なぜ環境のオントロジーが必要なのか 第2章 生態学的アプローチの戦略 第3章 工学のオントロジー 第4章 建築のオントロジー 建築家の視線の先にあるもの 第5章 事態のオントロジーと環境の理論 第6章 現代のオントロジーとアリストテレス 第7章 形式的存在論と環境の形而上学 第8章 環境の性質 性質のオントロジーに向けて 第9章 アフォーダンス・創発性・下方因果 ギブソンのアフォーダンス論とオントロジーについていろんな人が書いてみましたという?なんか不思議な構成だ。 アフォーダンスのえらい人が若いオントロジストを

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/01/26
    ”柏端達也氏の論文は大変よかった。ギブソンのアフォーダンスの概念を、現代分析哲学の性質論、特に「傾向性」の概念から解釈しなおす。"
  • 『現代形而上学論文集』(柏端達也、青山拓央、谷川卓編訳、2006年、勁草書房)再読 : ページからページへ

    『現代形而上学論文集』(柏端達也、青山拓央、谷川卓編訳、2006年、勁草書房)再読 カテゴリ: 学会・イベント 現代形而上学論文集 (双書現代哲学2) 販売元:勁草書房 発売日:2006-02-16 クチコミを見る ふとしたことで書を通して読み返す機会を得た。 このが店頭に並んだ当時、まだ業界の状況について右も左も分からぬ身であった私はその存在にずいぶんと鼓舞された記憶がある。そして曖昧なものをいかように曖昧であるか明示化するというルイスの鷹揚な発想に我慢がならなかったものだ。またサイモンズの論文を読んでフッサールの印象が劇的に好転した思い出もある。ただし『論研』はまるで理解できなかったのだが。何やらもうひと世代も前のことのような気がするが実際には3年半しか経っていない。いや3年半もと言うべきか。 せっかくなので今あらためて感想をしたためておきたい。 なおきちんとした書評を所望される場

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/01/26
    ここに収められている論文は必ずしも形而上学の基本的な重要文献ばかりではない それなりに訓練を受けている読者が形而上学の領域になじむという用途に本書は向いているのではないか
  • 心は読めない/心は見える──心理学教育における ねじれ

    心理学な みなさまのやりとり。 「行動主義とエスノメソドロジーのねじれ」とはなんでしょう ・・・ってのが気になったので通りすがりにトゥギャってみました。 ※なお、「すごく暇だ」というわけでは決してありません。 続きを読む

    心は読めない/心は見える──心理学教育における ねじれ
  • 因果的決定論と自由意志説 その1

    蒼龍 @deepbluedragon @totojuni_sanche 自由意志は心の哲学っぽい話もあるけど、結局は決定論か非決定論かの違いしか基的にはなくて、せいぜい量子論による確率論を加えられる程度。自由に感じるけど決定論なんて議論は簡単だが、結局この辺りは堂々巡りの不毛な領域である可能性が高いかも 2010-05-20 15:05:56 ととじゅに @totojuni_s 確率論ということで言えば、「神の意思」はサイコロ問題であると昔誰かが言ってたな。パスカル的な雰囲気の話だけれど。 RT @deepbluedragon: 自由意志は心の哲学っぽい話もあるけど、決定論か非決定論かの違いしか基的にはなくて、量子論による確率論を加えられる程度。 2010-05-20 20:55:26

    因果的決定論と自由意志説 その1
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/01/26
    part2もあるよ