2011年5月7日のブックマーク (3件)

  • OUT  語法:<男>と<女>

    ジェンダー研究のには、「男は~」や「女は~」と、男や女を主語にした文章が出てくる。おそらく勘違いされやすいのは、ここで言う「男」や「女」が実在の、「あなた」を含むすべての男や女を、必ずしも意味しているのではないという点だ。ジェンダー研究で使われる「男」や「女」という語の用法は、他の文脈―たとえば、Mixiニュースなんかで出てくる「こうすれば男は落ちる!」とか、「モテる女は○○~」みたいな―とは、異なっていて、この点を理解しないとジェンダー研究というのはたぶん面白いものでないどころか、不愉快なものと捉えられてしまうかもしれない。  なぜなら、「男は~」「女は~」と出てきた瞬間、「自分は男(or女)であるが、これには当てはまらない・当てはまる」という読み方をして、「私はこれには当てはまらない」と感じた途端、その「男」や「女」を主語として始まる文章は、一方的な「あなた」の価値観や考え方の決めつ

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/05/07
  • 経済学は「子どもが扱うと危険な刃物」、社会学は「殺人鬼が振り回しても誰も怖がらないおもちゃ」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    dongfang99さんの日記に、あまりにも言い当てすぎていて絶句してしまう言葉があったので、そのまま引用。 http://d.hatena.ne.jp/dongfang99/20110429(全く信用できない ) >社会学はある種の経済学者ほど視野狭窄で傲慢ではないけど、どうにでも解釈できるような表現を濫用する人があまりに多すぎる。社会学というのはそういうもんだと言われてしまえば、そうかもしれないという気はするが。 経済学は「子どもが扱うと危険な刃物」と以前に表現したことがあるが、社会学って「殺人鬼が振り回しても誰も怖がらないおもちゃ」みたいなところがある。まあ、ちょっと言い過ぎかもしれないけど。 ご人が「どうでもいい話」と言ってるのをわざわざそこだけ持ち出すのはいささか悪趣味ではありますが。 ちなみに、経済学についてのdongfang99さんの批評についてかつて取り上げたブログのエ

    経済学は「子どもが扱うと危険な刃物」、社会学は「殺人鬼が振り回しても誰も怖がらないおもちゃ」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • ウォレスの「知性の自然選択による進化」否定論 - まとまり日記

    前に述べたようにウォレスは人間の知性(の少なくとも一部)が自然選択によって進化したことを否定する。ここでは彼の議論をDarwinismの最終章に沿って整理してみる(なお訳書は以下だが、わたしは読んでいません)。 ダーウィニズム―自然淘汰説の解説とその適用例 作者: A.R.ウォレス,長沢純夫,大曾根静香出版社/メーカー: 新思索社発売日: 2009/08メディア: 単行 クリック: 27回この商品を含むブログ (7件) を見る ヒトの身体の進化 Darwinismの最終章は人間の進化にあてられている。彼はまずヒトの進化を身体の進化と心の進化に分けて考察する。身体の進化についてはウォレスは、ヒトと他の動物の連続性を全面的にみとめる。彼は痕跡器官、身体構造、未発達の器官(rudimentary organ)になどについて『人間の由来』を引用して、ヒトの身体的特徴の多くが他の動物にも見られるこ

    ウォレスの「知性の自然選択による進化」否定論 - まとまり日記
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/05/07