ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (10)

  • 脇田成『賃上げはなぜ必要か─日本経済の誤謬 』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    脇田成『賃上げはなぜ必要か─日経済の誤謬 』(筑摩選書)をお送りいただきました.ありがとうございます。 http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480015938/ 日経済の復活には、賃上げを行い、資金循環の再始動が必要だ。苦しまぎれの金融政策ではなく、労働政策を通じて経済全体を動かす方法を考える。 脇田さんは、例の政労使会議の下で理論的検討をした経済の好循環実現検討専門チームのメンバーで、 http://www5.cao.go.jp/keizai2/keizai-syakai/k-s-kouzou/pdf/koujyunkanjitsugenkouseiin.pdf そこで書の題名と同じこういうプレゼンをしています。 http://www5.cao.go.jp/keizai2/keizai-syakai/k-s-kouzou/shiryo

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  • 古市くん、チョーまともじゃん - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    例の「今後の経済財政動向等についての集中点検会合」に「有識者」として出席した古市憲寿さん。ネット上では誰の代表のつもりだ・・・とかなりな言われようでしたが、公開されたその議事録を読んでみると、実にまっとうな議論を堂々と展開しています。 冒頭「今日は、若いというだけで呼んでいただいたと思うので、できるだけ若者とか現役世代目線の利害を代表したようなことを言いたいと思う」と、謙遜めいた言い方をしていますが、どうしてわかってない下手な大人よりもずっと立派にまともなことを言ってますよ。 http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/tenken/01/gijiyoushi.pdf ・・・そもそもなぜ消費税を上げるのかという議論に対して、余り根的な議論がされていないように思う。すごく後ろ向きの意見が目立つと思う。 ・・・3点目が一番重要だと考える

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    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2013/09/04
    "消費税をもしもほかの国並みに上げようとするのであれば、現役世代に対する社会保障に関しても、ほかの国並みに上げていく方向をちゃんと政治が示していただければ、政治不信というものは払拭されていくのかなと"
  • ジュンク堂池袋店トークイベント実録(修正入り版) - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨晩、ジュンク堂池袋店で行われた市野川容孝さんとわたくしのトークイベント「「社会的なもの」と「新しい労働社会」」には、雨の中にもかかわらず金子良事さんはじめ多くの方にご出席いただき有り難うございました。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/by-07ba.html その様子を、alice(alicewonder113)さんがつぶやいておられますので、若干の誤解点を修正しつつ、紹介しておきたいと思います。 https://twitter.com/alicewonder113 昨日のジュンク堂のトークイベントをしばらく連ツイします。 濱口:The Socialというのは「社会」じゃないんだよね。昔ヨーロッパ行って雇用社会局にいた時、みんな「ソーシャル・ヨーロッパが危機に瀕している」と言っていた。「ソーシャル・ヨーロッパVSリベラル

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    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2013/06/13
  • 小熊英二編著『平成史』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    小熊英二編著『平成史』(河出ブックス)を、執筆者の一人である仁平典宏さんよりお送りいただきました。ありがとうございます。 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309624501/ このは、 私たちはどんな時代を生きているのか。政治、地方‐中央関係、社会保障、教育、情報化、国際環境とナショナリズム……気鋭の論者が集い、白熱の議論を経て描く、新たなる現代史のすがた。 ということで、こういう方々がこういうテーマを執筆しています。 序文(小熊英二) 総説——「先延ばし」と「漏れ落ちた人びと」(小熊英二) 政治——再生産される混迷と影響力を増す有権者(菅原琢) 地方と中央——「均衡ある発展」という建前の崩壊(中澤秀雄) 社会保障——ネオリベラル化と普遍主義化のはざまで(仁平典宏) 教育——子ども・若者と「社会」とのつながりの変容(貴戸理恵) 情報化——日社会は

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    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2012/10/13
  • 誰の賃金が下がったのか?または国際競争ガーの誤解 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    経済産業研究所が公表した「サービス産業における賃金低下の要因~誰の賃金が下がったのか~」というディスカッションペーパーは、最後に述べるように一点だけ注文がありますが、今日の賃金低迷現象の原因がどこにあるかについて、世間で蔓延する「国際競争ガー」という誤解を見事に解消し、問題の質(の一歩手前)まで接近しています。 http://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/12j031.pdf 賃金構造基統計調査を使用して、1990 年代及び2000 年代における日の常用雇用労働者の賃金変化の要因分析を行った。その結果、既存の研究結果と異なり、国際的な価格競争に巻き込まれている製造業よりむしろ、サービス産業の賃金が下がっていたことが判明した。 途中の数理分析は飛ばして、結論のところの文章を追っていくと、 製造業の賃金は、1993-1998 年の期間には上昇、19

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  • マシナリさんを絶望させる「りふれは」の惨状 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    というわけで、被災地の地方公務員としてなお日夜奮闘されているマシナリさんが、ついうっかり「りふれは」を数冊読んでしまい、そのあまりの惨状に「個人的にはモチベーションを下げられてしまって明日からの仕事をどうしてくれるんだという思い」に打ちのめされながら、なお書きつづる被災地からの魂の叫び(@hahnela03風)が日連投されているようです。 http://sonicbrew.blog55.fc2.com/blog-entry-521.html(事実にトンデモ論でコーティング) http://sonicbrew.blog55.fc2.com/blog-entry-522.html(利権陰謀論という結論を書きたくて) もちろん、これら「りふれは」(マシナリさん風にいえば「一部のリフレ派と呼ばれる方々」)諸氏も、被災地の地方公務員のやる気をなくして復興を遅らせようという陰謀からいっているわけで

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    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2012/07/11
  • 低価格・低賃金なのに過剰サービス - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    話題のワタミ労災事件に関連して、興味深いブログの記事がありました。 http://d.hatena.ne.jp/Lacan2205126/20120222/1329895239(『ブラック企業と旧日軍』(ワタミ化と東南アジア化)) ・・・それは低賃金、長期労働なのに現場の労働のモラルハザードが起きていない点である。それどころか賃金低下、サービスの価格低下に反比例するかのように神経症的にサービスを特化させている印象すらある。これはわが国外産業で象徴的だ。 ・・・しかし我が国の外産業サービスは独自の進化を経ている。低価格化の価格競争に勝つため、さらに物的コストを必要としない従業員の『お客様サービス』を上乗せして対抗しようとする。その結果、低価格・低賃金なのに過剰サービスという単純な行動ファイナンスでは解析不能な現象が起きているのだ。何故、解析が不能なのかというと『従業員のモラルハザード』

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    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2012/02/27
  • 学費は高いわ援助はないわ・・・日本の高等教育@OECD - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    OECDが去る2月23日に公表した「Education Indicators in Focus」No.2に、大変雄弁なあるグラフが載っています。 http://oecdeducationtoday.blogspot.com/2012/02/increasing-higher-education-access-one.html(Increasing higher education access: one goal, many approaches) ご存じの方はとっくにご存じのグラフですが、 これを見ると、世界の国は4つの象限に分けられます。 右上のアメリカなどが入っている第1象限は、学費は高いけれども奨学金が充実している国。 右下の北欧諸国が入っている第42象限は、学費は低い上に奨学金が充実している国。 左下のふつうのヨーロッパ諸国が入っている第3象限は、学費が低いので奨学金が充実してい

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  • 生活保護見直しへ…資産調査・求職支援の厳格化 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    読売の記事ですが、いよいよ生活保護が求職者支援制度と連動する方向になりそうです。 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111209-OYT1T01280.htm?from=tw >生活保護制度の見直し作業を進めている厚生労働省は9日、保護申請者の資産調査の強化や、求職者支援制度の運用の厳格化などを柱とする見直し案を固めた。 地方との協議で大筋合意しており、12日に公表される中間とりまとめ案に盛り込まれる。見直し案では、申請者の資産調査で、銀行などの金融機関店に一括して預貯金残額などを照会できるよう制度の整備を進め、不正の芽を摘む。これまでは、人申告などに基づき各福祉事務所が地域の銀行支店などに問い合わせていたが、調査の限界が指摘されていた。 今年10月に格スタートした「求職者支援制度」は、月10万円の給付金を受けながら、パソコンなどの職業

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    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/12/11
  • 経済学は「子どもが扱うと危険な刃物」、社会学は「殺人鬼が振り回しても誰も怖がらないおもちゃ」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    dongfang99さんの日記に、あまりにも言い当てすぎていて絶句してしまう言葉があったので、そのまま引用。 http://d.hatena.ne.jp/dongfang99/20110429(全く信用できない ) >社会学はある種の経済学者ほど視野狭窄で傲慢ではないけど、どうにでも解釈できるような表現を濫用する人があまりに多すぎる。社会学というのはそういうもんだと言われてしまえば、そうかもしれないという気はするが。 経済学は「子どもが扱うと危険な刃物」と以前に表現したことがあるが、社会学って「殺人鬼が振り回しても誰も怖がらないおもちゃ」みたいなところがある。まあ、ちょっと言い過ぎかもしれないけど。 ご人が「どうでもいい話」と言ってるのをわざわざそこだけ持ち出すのはいささか悪趣味ではありますが。 ちなみに、経済学についてのdongfang99さんの批評についてかつて取り上げたブログのエ

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