2012年4月8日のブックマーク (2件)

  • テッサ・モーリス=鈴木 - 辺境から眺める アイヌが経験する近代 - Close To The Wall

    辺境から眺める―アイヌが経験する近代 作者: テッサ・モーリス=鈴木,大川正彦出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2000/07/19メディア: 単行購入: 5人 クリック: 74回この商品を含むブログ (22件) を見る前回のはアイヌを含めた近代の世界における先住民族を描いたものだけれど、こちらはよりアイヌにクローズアップした内容で、書の狙いを序章から拾ってみれば、環オホーツク海域の千島・樺太も含むアイヌ、ウイルタ、ニヴフ(ギリヤーク)といった諸民族が「二つの異なる、しかし同種の領土拡張志向をもった」「日ロシアという競合する国民国家」に吸収された時に、彼らのたどった「近代の経験」の諸相を描き出す試みということになる。 彼(女)らの経験はシティズンシップや国民体という考えのどのような側面を浮き彫りにするのか。そして、その経験は「進歩」や「近代性」というさらに大きな概念――人類

    テッサ・モーリス=鈴木 - 辺境から眺める アイヌが経験する近代 - Close To The Wall
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2012/04/08
  • とある和算史家の文化財レスキュー活動 - オシテオサレテ

    昨年の地震以後の文化財レスキュー活動の課題提示と、筆者によるその実践の紹介からなる記事を読みました。 科学史研究 2012年 03月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/03/30メディア: 雑誌 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る 佐藤賢一「東日大震災以後の被災地史料の保存に対する雑感」『科学史研究』第51巻(No. 261)、2012年、47–49頁。 阪神淡路大震災以降、文化財レスキュー(史料保存レスキュー)という活動が行われてきました。自然災害の被災地に地元からの情報提供を受けた専門家がおもむき、廃棄される前に残された史料を回収し保存・修復するというボランティア活動です。今回の震災(2011年3月11日と4月7日の地震)の場合はいくつかの点でこの活動に難しさをもたらしています。第一に被災範囲が巨大すぎて、文化財の被災状況の把握が困難であ

    とある和算史家の文化財レスキュー活動 - オシテオサレテ
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    tsuka_ryo 2012/04/08