2013年3月13日のブックマーク (1件)

  • 山田 真希子氏:情状酌量を行う際の脳の活動領域を特定 | 著者インタビュー | Nature Communications | Nature Portfolio

    2012年3月27日掲載 裁判員として量刑の判断を求められたとき、被告人を罰したい気持ちと同情の両方がある場合、脳はどのように働くのだろうか。山田たちは、殺人事件に関する模擬裁判を行い、情状酌量という複雑な判断が求められた際の脳の活動領域を世界で初めて報告した。Nature Communications に掲載された今回の研究成果や今後の展開について語る。 ―― このような研究を行うようになったきっかけは。 山田氏: もともと、放射線医学総合研究所(以下、放医研)に来る前から、ヒトの心と脳との関係に興味を持っていました。大学院やポスドクでは、脳損傷や精神疾患の患者さんの共感能力や社会性と、脳の構造や機能との関係について研究していましたね。例えば、特定の脳領域を損傷すると、言葉がうまく話せなくなったり、うつや無感情などの精神的な変化が生じたりすることもあります。このように、脳の損傷部位や、精

    山田 真希子氏:情状酌量を行う際の脳の活動領域を特定 | 著者インタビュー | Nature Communications | Nature Portfolio