ブックマーク / kingfish.hatenablog.com (3)

  • 保守主義とは何か・その2 - 本と奇妙な煙

    フリードマン、ノージック ネオコン 丸山眞男と福田恆存 保守流 前回の続き。 保守主義とは何か - 反フランス革命から現代日まで (中公新書) 作者:宇野 重規発売日: 2016/06/21メディア: 新書 フリードマン、ノージック フリードマンは、社会保障の目的が高貴なものであったことを認める。が、問題は手段である。(略)結果として、それによって利益を受ける特殊利益団体の増加をもたらした。そのような特殊利益団体はひとたび生まれると、自らの存続を自己目的化してしまうのである。権限をもった官僚たちもまた、国家全体の利益よりは、自らの組織の発展を考えるようになる。政府の役割は止めどもなく拡大していくことになった。 (略) 「今日の新しい支配階級は、大学におさまっている連中であり、報道機関であり、とりわけ連邦政府の官僚機構である。(略)」(『選択の自由』)。 重要なのは、個人が自分の所得を何

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  • なぜ、マルクスは『資本論』を書かねばならなかったのか - 本と奇妙な煙

    なぜ、マルクスは『資論』を書かねばならなかったのか。 新訳「ユダヤ人問題に寄せて」 国家の宗教からの解放は、現実の人間を宗教から解放するということではない 自由という人権は政治的生活と闘争に入るや権利であることをやめる 的場昭弘による4ページ程の序文がえらくわかりやすいので、ほぼ丸ごと引用。 新訳 初期マルクス――「ユダヤ人問題に寄せて」「ヘーゲル法哲学批判‐序説」 作者: カール・マルクス,的場昭弘 出版社/メーカー: 作品社 発売日: 2013/02/28 メディア: 単行 この商品を含むブログ (1件) を見る なぜ、マルクスは『資論』を書かねばならなかったのか。 言い換えれば、なぜマルクスは経済学を批判しなければならなくなったのか。その謎はすべて、1844年『独仏年誌』に掲載された書の二つの論文「ユダヤ人問題に寄せて」と「ヘーゲル法哲学批判――序説」にあるといってもよいだろ

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    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2013/05/29
  • ロールズのマルクス講義 - 本と奇妙な煙

    正義に適った資主義 アレン・ウッドその他の見解 地主の市場参入 「賃金システムを廃止せよ」 自由に連合した生産者の社会 不平等 共産主義社会 ロールズ政治哲学史講義からマルクスに関するところをザクッと引用、意味不明の場合は現物にて。重たくなるのかと写真少なめ。つうかいらんか。 「賃金システムを廃止せよ」 「平等な権利とは、不平等な労働のための不平等な権利である」 ロールズ 政治哲学史講義 II 作者:ジョン・ロールズ発売日: 2011/09/23メディア: 単行 正義に適った資主義 マルクスは搾取を、市場の不完全性から、あるいは寡占的要素の存在から生じるものとみなしてはいません。(略)彼が白日のもとにさらしたいのは(略)資主義秩序というものが、たとえそれが完全に競争的である場合でさえも、そしてその秩序に最も相応しい正義の構想を完全に満足する場合でさえも、それでもやはり、支配と搾取の

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