伝説 イギリス、スコットランド北部のネス湖には、世界的に大変有名なUMA(謎の未確認動物)の「ネッシー」がいる。 ネッシーは、海外ではそのニックネームの他に、「ロッホ・ネス・モンスター」という呼び名も一般的。「ロッホ」はスコットランドで使われる言葉(アメリカ英語の発音だとロック)で「湖」の意味。つまり一般的な呼び名は「ネス湖のモンスター」になる。 ネッシーの体長は3~13メートル。小さな頭に細長い首、ヒレと長い尾を持つとされる。目撃情報は古くからあり、最古のものでは西暦700年頃。『聖コルンバ伝』という書物にネッシーの記録がある。 それ以降、目撃の記録はしばらく途絶えるが、20世紀に入るとネッシーの目撃記録は激増。 1933年にジョージ・スパイサーがネス湖のほとりをドライブ中、ネッシーらしき生物を目撃したケースを皮切りに、同年にはネッシーの姿をはじめてとらえた写真が撮影され、1934年には