〈本記事の内容〉 1.はじめに 2.文科省のアカハラに対する現状 2-1. 旧帝大の休学率および満期退学者を除く中途退学率 2-2.アカハラに対する以降の文科省の取り組み~特に学外の専門機関に関して~ 3.河野太郎衆議院議員の活動と日本のアカデミア問題 4.最後に~研究者たちのアカハラ問題等への動きに関する告知~ 1.はじめに 大学・大学院では、早いところで仕事開始から一週間ほど経つころでしょうか?部局によっては、新年会という名の交流会をされているところも、あるかと思います。 お酒の席では、「今年こそ、上司先生の実験や作業のノルマを達成して、アカハラ回避するぞ!そして、別のところに内定ゲットするんだ!」と、下の画像の白猫さんみたいに、酒杯を飲み干す勢いのポスドク、助手の方がおられるかもしれません。 その横で、柴犬さんのような院生が心配そうに「白猫さん、今年も実験や雑務、何とか踏ん張りましょ