ドラえもんを毎朝読んでいる。 朝日新聞の雑学コラム「しつもん!ドラえもん」。歴史やことわざネタの他に理数系ネタもあり、その「答え」に思わず「へぇ~」となってしまうのである。 例えば――。 「地球の自転速度は、新幹線の4~5倍(時速約1360km)」 「46億年の地球の歴史を1年でたとえると、今年は12月31日23時59分50秒台」 同新聞では、「マグロが泳ぎ続けるのは?」「水流に溶けた酸素をエラに集めて呼吸するから(死ぬまで泳ぐ)」といった素朴な疑問に専門家が答える夕刊の「DO科学」欄も面白い。 読んで、理系リテラシーが自分史上最高に上がった(気分の)評者。調子に乗って、手に取ったのが本書というわけである。 大阪大理学部長などを歴任した物性物理学の権威である著者は、これまで「政治経済」とともに歴史を動かしてきたのは、数学的知識や、暦の作り方など広い意味での「理科力」だと言う。なるほど、そう
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