パオロ・マッツァリーノの本が出るのは、世知辛い世の中での、ささかやか楽しみ。 統計を使って世の中の見方をひっくり返すのは、ヤバい経済学だけではない。日本には、パオロ・マッツァリーノの反社会学がある。あ、この人はイタリア人だったっけ?自称だけど。 人の関心を、下品にならない程度に、惹くテクニックを、退屈な講義の学者、つまらない演説の政治家には盗んでもらいたい。上杉隆が「脱力」*1とするなら、パオロ・マッツァリーノは「つっこみ力」。 そんな風に注目したい彼が著した一連の反社会学本の最新刊は、これ。 13歳からの反社会学 作者: パオロ・マッツァリーノ出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2010/09/10メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 62回この商品を含むブログ (23件) を見る 「13歳から」といっても、筆はおこちゃま向けに なまって なんかいな