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2009年10月16日のブックマーク (8件)

  • 多数派 - Chikirinの日記

    世の中で多くの人がやっていることをやらないと、“何故?”と聞かれます。 定職についてないと“なぜ?”、中卒で働くというと“なぜ?”、地方都市で結婚していない 30代後半女性も“なぜ?”と聞かれるし、結婚 5年目で子どもがいなくて“なぜ?”と問われる人も多いでしょう。 この“なぜ?”は、厳密に言えば「なぜ他の人がやっていることを、あなたはやらないのか?」という質問です。 ですが、質問している人はたいてい思考停止状態なので、そういう質問だと認識していません。 “なぜ、あなたはフリーターなの?”という質問の裏返しとして、“なぜ、あなたは定職についているの?”という質問も成り立ちうることを、質問者は認識していないのです。 自分がやっていることは、世の中の大半の人がやっていることである。したがって、自分は“普通”であり、普通でない人に“なぜ?”と聞くことは自然なことである、と質問者は思っています。

    多数派 - Chikirinの日記
  • 砂の中に頭を入れているダチョウ……それがメディアの姿

    全10回でお送りする、ジャーナリスト・上杉隆氏と社会派ブロガー・ちきりんさんの対談もいよいよ最終回。上杉氏とちきりんさんは日のメディアについては、どのように考えているのだろうか? 上杉 ニューヨークタイムズの支局長のハワード・フレンチ氏は、日の記者クラブについてよくこう言っていました。「日のメディアは砂の中に頭を入れているダチョウだ」と。自分たちは安全だと思っているかもしれないが、「このままでは死んでしまうぞ」という意味。砂の中に入れていると頭は安全かもしれないが、それ以外の部分は敵に襲われるかもしれない。また砂の中にずっと頭を入れていれば、やがて窒息するだけ。 ちきりん まさにその通りですね。それはメディアだけではなく、ほかの業界でも同じこと。例えば海外に輸出しているメーカーは、インテリぶったりしない。彼らは海外の企業と付き合う機会が多いので、視野が広い。一方、海外の企業と付き合い

    砂の中に頭を入れているダチョウ……それがメディアの姿
  • テレビに出演して分かったこと……それは“見えない空気”という圧力

    全10回でお送りする、ジャーナリスト・上杉隆氏と社会派ブロガー・ちきりんさんの対談9回目。上杉氏とちきりんさんは「決まったことが大嫌い」という。例えば上杉氏はテレビ番組に出演する際、基的に台を読まない。打ち合わせもあまり出ない。生放送中のスタジオでは、VTRの内容を「否定してはいけない」といった空気があるのだが、ついつい番組の進行を“ひっくり返してやろう”という衝動にかられるそうだ。 上杉 ちきりんさんと同様、僕も決まったことは嫌いですね。例えば生放送に出演する際、台などがあってもほとんど読まない。事前の打ち合わせにも出ない。 ちきりん 打ち合わせが多いと言われているNHKの番組は、当に芝居臭い。 上杉 僕の場合、生放送以外、基的に出演を断っています。収録だと緊張感に欠けるし、同じことを何度も言わされることがあるので、あまり出たくありませんね。それからVTRにいい加減なコメンテー

    テレビに出演して分かったこと……それは“見えない空気”という圧力
  • なぜブログは炎上するのか? “嫌いな人が好き”の論理

    全10回でお送りする、ジャーナリスト・上杉隆氏と正体を明かさない社会派ブロガー・ちきりんさんの対談。なぜ人は、他人のブログに批判的なコメントをつけるのか? ネガティブなコメントばかり書く人の深層心理に迫った。 →NHKを1週間で左遷され……政治とメディアの世界を“いったりきたり”(第1回) →なぜちきりんさんは、正体を明かさないのですか? (第2回) 炎上とは幻想で、架空そのもの ちきりん 上杉さんのところに、読者からの批判メールなどは来るのですか? 上杉 自分のブログにメールアドレスを公開していますが、メールアドレスに来るものは真っ当な批判が多いですね。自分の正体(名前など)を明かして「間違っているのでは?」「私はこう思いますよ」といった建設的な批判が多い。 ただコメント欄には、匿名でヒドイものが多いですね。時間がもったいないので相手にはしませんが、やはり実名で書くということはある一定の

    なぜブログは炎上するのか? “嫌いな人が好き”の論理
  • 東大生のノートは本当にキレイ? いや、そもそもノートを取ってない

    著者プロフィール:森田徹 1987年生まれ、東京大学教養学部文科二類在学中(4月から経済学部経営学科に進学予定)、聖光学院中高卒。現在、東大投資クラブAgents、自民党学生部、東京大学裏千家茶道同好会のサークルに所属している。投資・金融・経営・政治・コンピュータ/プログラミングに興味を持つ。日興アセットマネジメント主催「投信王 夏の陣」総合個人優勝、リーマン・ブラザーズ寄付講座懸賞論文最優秀賞。 筆者のノート。あるヘッジファンドのポートフォリオ・マネージャーに話を聞いたときのもの。これでも自分では内容を思い出せるのだが……。とはいえ、VWAPのことをVアップと書いていたり、いろいろと無茶苦茶である(クリックして拡大) 『東大合格生のノートはかならず美しい』(東大ノート)というが15万部も売れているらしい。活字離れに金融危機が重なった出版不況の中、この数字はスゴイと言っていいだろう。

    東大生のノートは本当にキレイ? いや、そもそもノートを取ってない
  • マクドナルドは本当に「勝ち組」なのか? アヤシイ会計処理に“ひとこと”

    著者プロフィール:森田徹 1987年生まれ、東京大学教養学部文科二類在学中(4月から経済学部経営学科に進学予定)、聖光学院中高卒。現在、東大投資クラブAgents、自民党学生部、東京大学裏千家茶道同好会のサークルに所属している。投資・金融・経営・政治・コンピュータ/プログラミングに興味を持つ。日興アセットマネジメント主催「投信王 夏の陣」総合個人優勝、リーマン・ブラザーズ寄付講座懸賞論文最優秀賞。 外産業の“勝ち組企業”の1つといえば、赤地に黄色のMのマークが印象的なマクドナルドである。この不況下でも、日マクドナルドの2008年12月期連結決算は売上・利益ともに過去最高を更新。不況で冷え切った顧客心理を魅力的な新商品と低価格で“わしづかみ”……といった論調の取り上げ方が目立つ。 そもそもマスコミというのは、勝ち組というものが好きなのかもしれない。加えて世界同時不況という逆風の中での勝ち

    マクドナルドは本当に「勝ち組」なのか? アヤシイ会計処理に“ひとこと”
  • 「自己分析」に意味がない3つの理由

    著者プロフィール 川口雅裕(かわぐち・まさひろ) 1988年リクルートコスモス(現コスモスイニシア)入社。人事部門で組織人事・制度設計・労務管理・採用・教育研修などに携わったのち、経営企画室で広報(メディア対応・IR)および経営企画を担当。2003年より株式会社マングローブ取締役・関西支社長。人事専門誌・業界誌・一般誌などにも人事関連分野で多く取り上げられていただき、ラジオ番組のレギュラーを持っていたこともあります。京都大学教育学部卒。ブログ「関西の人事コンサルタントのブログ」 10月1日は、新卒の就職サイトが一斉にオープンし、就職活動シーズンがスタートする日ですが、就職活動に際して改めて思うことを、就活学生の皆さん(と大学のキャリアセンターの職員の方々)にメッセージしたい。 いつのころからか、「就職活動は自己分析から」というのが常道になってしまいました。学生だけではなく、キャリアセンター

    「自己分析」に意味がない3つの理由
  • Chikirinの日記

    リスボンはポルトガルの首都なので、いくつか美術館・博物館があります。 今回、私がおとずれたのは、 ・古美術館 ・現代美術館 ・東洋美術館 のみっつ。 その他にもファドの美術館、タイル美術館(ポルトガルでは下記のような ”アズレージョ” と呼ばれるタイルがとても有名)など、さまざまな美術館があります。 すべて回るのは不可能ですが、個々人の好みに応じて、あれこれ(美術館、博物館を)選べるのが首都の醍醐味です。 ★★★ 古美術感は、ポルトガルおよび、ポルトガルが発見した国(日含む!)の古い時代の文物が展示されてる美術館で、規模も大きく、おそらくリスボンでもっとも充実した美術館だと思います。 世界の分類区分がポルトガルならではの独特な基準! ↓ ポルトガルの古美術品 日関係では、いわゆる「南蛮屏風」の物が展示されています。 南蛮屏風は、スペイン&ポルトガルと、江戸時代の日の交易の様子を描い

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