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2010年10月23日のブックマーク (2件)

  • 教育のコストは誰が負担するのか?

    増田聡くんがツイッターで、奨学金について考察している。 もう奨学金という名称を禁止すべきではないか。学生向け社会奉仕活動付きローンとか、強制労働賃金(返済義務あり)とか、いいのがとっさに思いつかないけど、現実を的確に解釈しかつ人口に膾炙するキャッチーな概念をこういうときにこそ考案するのが人文学の仕事なのではなかろうか。マジで。 すくなくとも現状の奨学金は奨学金ではなく貸学金と呼ぶべきだよな。 貸学金:たいがくきん。うっかり借りてしまうと社会奉仕を義務づけられ単位取得が滞りしまいには退学に追い込まれてしまう、恐ろしい学生ローンのこと。 今知ったんですが「貸学金」という言葉は中国語に存在しまして、うちの留学生の王さんにきいたところを総合するとほぼ日の学生支援機構「奨学金」と同種の学生貸付制度であるようだ(99年開始だとのこと)。一方で、中国には返済不要のちゃんとした奨学金も存在する。よっぽど

  • 愛に値しない者にたいして注がれる“父親の愛”:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前回から読む) エロス、カリス、カリタス、アガペー これまで古代の愛の概念として、欠如を埋めるエロスの概念、平等な者どうしのカリタスの概念、夫婦の間の和合としてのカリスの概念を考察してきた。エロスは愛するわたしだけに注目した「わたしは愛する」という一人称の愛の概念だった。カリタスとカリスは二人の間の相互的な愛に注目した「わたしたちは愛しあう」という二人称複数の愛だった。 これから考察しようとするのはキリスト教のアガペーの概念であり、これは「わたしはあの方を愛する」、「わたしはあなたを愛する、あの方があなたを愛するがゆえに」という三人称の愛の概念である。アガペーとはもともとは「愛餐」を意味した。これはキリスト教の信者の親善と博愛のための会

    愛に値しない者にたいして注がれる“父親の愛”:日経ビジネスオンライン