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2016年7月4日のブックマーク (2件)

  • 「誰も政治を教えてくれなかった」人たちへ(出口治明)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    この記事はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際ライセンスの下に提供されています。 このテキストの印刷用PDFはこちらからダウンロードできます。 自分のアタマで考えよう 最近の日お金がある人とない人の格差が大きくなり、若者や子どもの貧困が問題になっています。現在貧困に近い生活を送っている人は、どうやってそこから抜け出せばいいのでしょうか。 私が代表を務めるライフネット生命には、高校を中退して働いていたものの、通信制の高校に通い単位を取得、その後、一念発起して大学試験を受けて大学に入り、入社した社員がいます。 しかし、身も蓋もない言い方ですが「受けた教育のレベルが低いと、いい仕事につける確率はぐんと低くなる」というデータがあるのも事実(労働政策研究・研究機構「ユースフル労働統計2015」)。中卒と大卒とでは、生涯賃金に1億円近い差があるのです。 この国には小学校にも行けていない子ど

    「誰も政治を教えてくれなかった」人たちへ(出口治明)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
  • (論壇時評)21世紀型選挙へ 人との対話が「回路」ひらく 歴史社会学者・小熊英二:朝日新聞デジタル

    政治家と一緒に、東京の繁華街を歩いたことがある。彼は道行くお年寄りや年配の店主に、親しげに挨拶(あいさつ)していた。 だが彼は、若い店員とは会話しなかった。その理由は、「彼らは店に通勤してきているだけだから」だった。 確かに、選挙区に定住している年配者は票になりうるが、通勤で街に来ている若者は票にならない。いつ移住するかわからない賃貸住宅住まいの子育て世代に会うより、地元の年配者が集まる冠婚葬祭に行く方が効率的だろう。 ある自民党元都議はこう言う〈1〉。「任期中にどういう議会活動をし、実績を残したか」は「次の選挙での当落にはまったく関係ありません」。「では、何が大事なのか。地元の行事や冠婚葬祭に出席するかどうかなのです」。 そこでは政策の知識は関係ない。他の先進国と違い、日では学歴の低い人の方が、学歴が高い人より投票率が高かった〈2〉。地域や組織の「縁」で投票する人は、低学歴の年配者に多

    (論壇時評)21世紀型選挙へ 人との対話が「回路」ひらく 歴史社会学者・小熊英二:朝日新聞デジタル