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2023年9月8日のブックマーク (2件)

  • 「人生の最短距離をカーナビのように子へ指示する」養老孟司が教育熱心な親に抱く違和感 過剰な教育は親子の幸せを奪う

    過剰な教育は「子ども時代」の幸せを奪う 【養老】私は最近、「自足」という言葉をよく使います。「自らを満たす・充足させる」という意味合いで、この「自足」の状態を悟っていないと、人生はなかなか上手くいかないものでしょう。 たとえばは、自分の居心地の良い場所を見つければ、それで満足する。一方で、ジェフ・ベゾス(アマゾン創業者)は宇宙旅行をしていましたが、これは自足以上の欲にみえてならない。 ベゾスの例は極端にしても、個々人の過剰な欲が膨れ上がり、世界全体を道理に合わない方向に動かしているように思います。 【高橋】なるほど、実に興味深い話です。それでは養老先生は、日という国が自足するためには何が必要だと考えますか? 【養老】何もかも手に入るわけではないけれども、生きているだけで満足できる。そんな状況を、生まれてくる子どもたちに対してつくってあげないといけないでしょう。何も難しいことではありませ

    「人生の最短距離をカーナビのように子へ指示する」養老孟司が教育熱心な親に抱く違和感 過剰な教育は親子の幸せを奪う
  • 「あるものはある」──養老孟司が語る脳と戦争と日本の未来(前篇)|養老孟司+茂木健一郎+東浩紀

    脳科学者の茂木健一郎さんがホストを務める「モギケンカフェ」シリーズ。2022年5月8日に行われた第4弾では、解剖学者で東京大学名誉教授の養老孟司さんをお迎えしました。後半からは東浩紀も参加し、養老さんが見る戦前と戦後、「脳化」と人文知、来るべき東南海地震とその後の社会の展望まで、スケールの大きなお話をうかがいました。 イベントのアーカイブ動画は、シラスで11月5日まで公開中です。(編集部) 養老孟司×茂木健一郎 途中登壇=東浩紀「モギケンカフェ#4 なぜ脳を語るのか──唯脳論、脳化社会、クオリア」(番組URL=https://genron-cafe.jp/event/20220508/) イベント当時の様子。左から東浩紀、茂木健一郎、養老孟司 バラバラを自覚する 茂木健一郎 みなさん、物の養老先生です(拍手)。ぼくと養老先生は25年来の付き合いです。養老先生が『脳とクオリア』(1997年

    「あるものはある」──養老孟司が語る脳と戦争と日本の未来(前篇)|養老孟司+茂木健一郎+東浩紀
    tsuneaki02
    tsuneaki02 2023/09/08
    後編:“平和主義というのは、要するに、わたしたちの日常の感覚と社会全体の動きがぶつかったとき、日常を取るという覚悟のことです”