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2024年1月7日のブックマーク (2件)

  • 自他の境界線はいかに作られるか:自他の境界線について(2)|まや川

    今回は、自他の境界線(バウンダリー)について(1)の記事の続きである。前回の記事で、自他の境界線とは何か、どのようにそれが働くか、そしてそこに何が含まれるか、ということについて述べた。 今回の記事では、引き続きヘンリー・クラウド、ジョン・タウンゼントによる『境界線(バウンダリーズ)』(中村佐知・中村昇訳、地引網出版)にくわええ、上岡陽江・大嶋栄子『その後の不自由』(医学書院)を参考にしながら、そもそもこの自他の境界線がどのように成立するか、それがなぜ混乱するのかについて考察したいと思う。 心の発達と自他の境界線の成立自他の境界線が発達は、人間が「自己」を確立していく過程の中で生じていくものである。まずはその過程を簡単に振り返ってみたい。 共生関係と自己の成立生後しばらくの間、子どもは母親との間に「共生関係」という、まさに一心同体の時期を持つ。全てが満たされた母胎から切り離されるという体験は

    自他の境界線はいかに作られるか:自他の境界線について(2)|まや川
    tsuneaki02
    tsuneaki02 2024/01/07
    「そもそも子どもは、自分自身の中にある感情や思考について、教えてもらうことなしにそれがどんなものであるかを把握することができない」
  • 自他境界(バウンダリー)を引ける人と引けない人の決定的な違いとは

    主従関係の特徴は、物理的にも精神的にも、一方が従う側に徹する関係だということです。 では、人間関係を「主従関係」と捉えてしまう理由は、何なのでしょうか。 親との関係が「共生」か「主従」かで、その後の人間関係のスタンスが決まる 人間関係が主従関係に陥ってしまう理由には、生まれて初めての人間との関わりである、親との関係が大きく影響しています。 親が子供に対して、主従関係で接する場合、 親との間で共生関係を体験できなかった人は、共生関係という関わり合いの存在を知らないまま成長していきます。 それによる大きな弊害の一つは、 目上の人以外のフラットな関係の人(友人、知人など)に対して、「対等」な感覚が得られない ということです。 それにより、 他者に対して遠慮気味になる 自己主張することに抵抗を感じる このようになりやすくなります。 関連記事「「人付き合いが疲れる…」その気持ちの根底には〇〇がある」

    自他境界(バウンダリー)を引ける人と引けない人の決定的な違いとは