計算が苦手、漢字テストが上手にできない、はさみがうまく使えない…。こうした特徴を持つ子どもたちを見ると「単なる不器用?」「雑なのかな?」などと考えがちですが、じつはその裏には、認知機能や運動機能になんらかの困難がある可能性もあるのだとか。 『 困っている子を見逃すな マンガでわかる境界知能とグレーゾーンの子どもたち2』(扶桑社刊)を上梓したばかりで、生きづらさを抱える子どもたちについて、長年研究している児童精神科医の宮口幸治さんに、お話を伺いました。 すべての画像を見る(全1枚) 認知機能が弱いと、勉強に支障が出る理由 「子どもの認知機能が弱いと、勉強に支障が出てしまう」と語る、宮口さん。その仕組みとは、いったいどういうものなのでしょうか? 「学習の土台とは、運動でいえば基礎体力に相当します。鉄棒や跳び箱ができるためには、そのテクニックだけでなく、筋力、持久力、敏捷性、柔軟性、集中力などと
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