東京都内の鉄道某駅至近に最近オープンしたラーメン店。看板メニューは「鶏白湯(とりぱいたん)ラーメン」だ。 ラーメンは明治時代の文明開化とともに中国から流入してきた麺料理がもとになっているが、もはや日本の国民食といっても過言ではないほど浸透し、人気を博している。東京ではここ1年で約500軒もの新店が誕生。同じ期間に東京でオープンした飲食店は約5000店。実に約1割がラーメン店なのだ。 「鶏白湯ラーメン」の新店が続々とオープン ラーメンには醤油、味噌、塩、とんこつなど幅広い味のバリエーションがあるが、中でも最近、増加傾向にあるジャンルが鶏白湯。「雨後のタケノコ」のように鶏白湯ラーメンの店があちらこちらでオープンしている。 鶏白湯ラーメンとは、いわば、とんこつラーメンの鶏バージョンで丸鶏や鶏ガラなど、鶏をメインに用いてじっくりと煮込んで白濁させたスープを用いる。鶏の旨みが前面に出て、マイルドでコ