10月30日、NASAの火星探査車「キュリオシティー」による調査で、火星の土壌にハワイの火山砂と極めて類似した点があることが分かった。写真はキュリオシティと砂地に残った採取跡。NASAが20日に提供(2012年 ロイター) [ケープカナベラル(米フロリダ州) 30日 ロイター] 米航空宇宙局(NASA)の火星探査車「キュリオシティー」による調査で、火星の土壌にハワイの火山砂と極めて類似した点があることが分かった。NASAが30日、記者会見で明らかにした。 キュリオシティーは地球外で初めてとなるエックス線を使った解析を実施。火星の土壌に含まれる結晶の原子構造を調べた結果、火星の砂粒には、ハワイのような地球上の火山帯地域にある、玄武岩質の土壌に似た結晶が含まれていることが分かった。