米国・欧州のほか中国でも「Mobage(モバゲー)」のブランドで、スマートフォン向けのSNS(交流サイト)ゲームの提供を開始する。国内で拡大させた事業モデルを海外にも広げることで、2014年度の売上高4000―5000億円(10年度実績は1127億円)を目指す。 米欧など英語圏でのサービスは、昨年11月に買収した米SNSの「エヌジーモコ(ngmoco)」のプラットフォームを通じて7月中に開始するという。当初は20タイトル程度のソフトで順次拡大していく。守安社長は「エヌジーモコが日本と中国以外をカバーする」として、英語圏以外のサービスも広げていく考えを示した。スマートフォンは、米グーグルGOOG.Oの基本ソフト(OS)「アンドロイド」対応から始める予定で、米アップルAAPL.Oの「iPhone(アイフォーン)」については、アップルのソフト審査があるので「1―2カ月は遅れるかもしれない」との見