九州北部豪雨で不通となった豊肥線の立野(南阿蘇村)―緒方(大分県豊後大野市)間について、JR九州は「復旧に1年近くかかる」との見通しを示した。線路に土砂が流れ込んだり線路の土台が流失したりしている場所は、同区間だけで130カ所にのぼる。 阿蘇市の宮地―波野間では、トンネルからレールが外に流出。入り口で「とぐろ」を巻いていた。 この区間を走る観光特急「あそぼーい!」(熊本―宮地)は、9月2日まで運転区間を博多―人吉に変更することが決まっている。観光への影響も深刻だ。
九州北部豪雨で不通となった豊肥線の立野(南阿蘇村)―緒方(大分県豊後大野市)間について、JR九州は「復旧に1年近くかかる」との見通しを示した。線路に土砂が流れ込んだり線路の土台が流失したりしている場所は、同区間だけで130カ所にのぼる。 阿蘇市の宮地―波野間では、トンネルからレールが外に流出。入り口で「とぐろ」を巻いていた。 この区間を走る観光特急「あそぼーい!」(熊本―宮地)は、9月2日まで運転区間を博多―人吉に変更することが決まっている。観光への影響も深刻だ。
●生き残りへ 知名度アップ狙う 全国有数のウナギ産地・西尾市の一色うなぎ漁協が、4〜10日に東京都庁で開かれる「愛知・西尾 観光物産展」で、一色産ウナギを相場の半額程度で激安販売する。稚魚のシラスウナギが記録的に高騰して業界全体が苦境に陥るなか、あえて話題を作ることで、首都圏の販路で優位に立ちたいという。 販売するのは、1匹約140グラム入りかば焼き冷凍パック(1300円)を中心に600匹分。パックは各産地から直送の通信販売なら2500円が相場だ。ほとんど利益が出ない同漁協直営店でも1570円だが「270円分は広告代」と割り切るという。 都庁での物産展は2月に続いて2度目。2月は、最終日前日の6日目に400匹分が売り切れた。今回は27日の「土用の丑(うし)」を控えハイペースな売れ行きが見込まれるため、最終日まで漁協が補充して売るという。 「出血」覚悟の背景には浜名湖ブランドへの対抗
「EM菌」という微生物を川の水質浄化に用いる環境教育が、県内の学校に広がっている。普及団体は独自理論に基づく効果を主張するが、科学的には効果を疑問視する報告が多い。県は、効果を十分検証しないまま、学校に無償提供して利用を後押ししている。あいまいな効果を「事実」と教える教育に、批判の声も上がっている。 EM菌は乳酸菌や酵母などの「有用微生物」を配合した微生物資材。農地の土壌改良用に開発されたが、水質浄化や健康飲料としても利用されている。環境保全の市民活動や有機農法を行う農家に広がっている。 県教委によると、昨年度、環境教育の一環としてEM菌を使用した小中学校は県内に7校。ほかの複数校でも使用例がある。多くは、EM菌を地域の川にまくことで「きれいになる」と教えている。 県東青地域県民局は2004年から、管内の希望校にEM菌を無償で提供し、実践を支援している。提供開始にあたり、県はEM菌に
県選挙管理委員会は統一地方選の投票を呼びかけるポスターを作った。 うどんをすするイラストに合わせ、「一杯たべたら、一票よ!! by選挙うどん婦人」とキャッチコピーを添えている。県選管の担当者は「うどん屋さんに行くような感覚で投票に行って欲しい。『讃岐うどん』のように誇れる郷土作りは統一地方選から始まるというメッセージも込めた」と話している。
岡崎市立図書館のホームページで閲覧障害が起き、自作プログラムでアクセスした男性が逮捕され、起訴猶予になった問題で、同市の柴田紘一市長は7日、定例会見で「男性には気の毒な思いもあり、おわびをした」と話した。一方、男性は取材に「市から謝罪はない」とし、公式な謝罪と図書館が県警に出した被害届の取り下げを求めた。 市によると、男性は10月に中央図書館を訪れ、面会した大羽良館長は知識不足や対応が業者頼みになったことをわび、男性も「お騒がせしてすみませんでした」と話したという。大羽館長は7日、「問題は双方とも理解し合っている」と市広報を通じてコメントした。 男性は同日、取材に「大羽館長の気持ちは聞いたが、公式な謝罪とは受け止めていない。市に都合の良い解釈で、館長の言葉で私への謝罪が済んだような受け取り方には違和感がある」とした。 その上で、「閲覧障害は図書館システムの問題で起きたのに、今も図書館
●岡崎市、費用負担求める 愛知県岡崎市立図書館でシステムに問題があり、ホームページへのアクセスがサイバー攻撃のように見えたり、個人情報が流出したりした問題を受けて、同市はシステム業者に契約打ち切りの方針を伝えた。解約に伴って生じる費用は業者に負担を求める。 業者は三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS、東京)。同市立図書館のシステムはコンピューター約150台などで構成され、主に2005年契約と08年契約の端末があり、5年リースの契約。05年分は今年9月に5年分の契約を結んだが、すべての契約を解除し、別の業者の選定を始める。 新たなシステムの導入は早くても11年末になる予定で、それまでは現行のシステムを使うが、利用料金は払わない。契約解除に伴う違約金の負担も同社に求める。市はこうした費用負担を一連の問題に対する損害賠償ととらえ、応じない場合は法的措置も辞さないとしている。 図
「萌(も)えキャラ」を使って地域を活性化――。半田市のNPO法人「エンド・ゴール」が、知多半島5市5町の魅力をPRする10人組アイドルのイラスト「知多娘。」を発表した。うち6人を演じる声優を募集している。 同法人は、厚生労働省の委託を受け、就労支援の拠点「ちた地域若者サポートステーション」(同市浜田町3丁目)を運営している。 プロの声優やタレントになる夢を抱く若者が多いにもかかわらず、活躍の場が少ないことに着目。志望者が実戦経験が積める機会をつくり、インターネットなどを通じてオリジナル曲などを全国に発信するこの企画を立ち上げた。 「知多娘。」は、半島内の各市町をイメージして名付けたアイドル10人。イラストレーターの宙花(そらはな)こよりさんの作品で4月に完成した。 既に「半田酔子(よいこ)」(半田市)▽「知多舞子」(知多市)▽「南知多マリナ」(南知多町)▽「阿久比ほたる」(阿久比町)の4人
「日本人の好きな魚ベスト3は?」「今年の流行色は何?」――。府民から府立図書館に寄せられるいろんな問い合わせのうち、調べるためにどんな文献が必要なのかも分からない「高度」とされる問い合わせが1割強を占めることが分かった。本の所蔵状況などの「簡易な問い合わせ」業務について、府は来年度、民間に委託する方針で、「高度な問い合わせ」業務については必要性の有無を含めて検討するという。 府によると、07年度に府立中央図書館(東大阪市)と府立中之島図書館(大阪市北区)に府民から寄せられた約26万件の相談のうち「簡易な問い合わせ」が約23万件で、残りの約3万件は「高度な問い合わせ」が占めた。 府の事業の民間開放を審議してきた有識者委員会は今月、府立図書館の業務のうち「簡易な問い合わせ」機能は民間に開放できるが、「高度な問い合わせ」機能は「長年経験を積んだ府職員の方が高いサービスを提供できる」と結論
海砂採取が漁獲減を招くとして、唐津市沖の壱岐水道で操業する巻き網漁師らが、20日の佐賀県に続き、長崎県へも28日、抗議に出向いた。海砂は国有財産で、採取にはその海域を管轄する沿岸県の許可が必要だが、壱岐水道は両県が管轄海域を分け合い、長崎県も許可を出している採取区域があるからだ。だが、この海域には県境がない。管轄海域の境目はあいまいで、佐賀県の管轄ともなり得る海域なのに長崎県が海砂の採取許可を出している「矛盾」も浮かび上がった。(吉村治彦) 漁師らは約20人で長崎県庁の土木部監理課へ。佐賀県庁での抗議と同様、海砂採取と漁獲減の科学的因果関係については論拠を欠いた。だが、採取の許可区域が長崎県の管轄外である点を指摘し、「認可を与えるのはおかしい」と、応対した藤枝彰・土木部監理課長らに詰め寄った。 漁師らがこの日の抗議にあたって問題視しているのは、壱岐水道を挟んだ、両県沿岸からの「等距
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