富士通前社長が「解任」されたのは、子会社でインターネット接続大手ニフティとIT企業との統合を巡る交渉が発端だったことが6日わかった。交渉に会社側が「関係を持つことがふさわしくない」と説明する企業が関与。他の役員らが問題にした。 ニフティは、インターネット接続業(プロバイダー)の老舗(しにせ)。富士通が約67%の株式を保有し、富士通出身の今村隆氏が社長を務める。 だが、業績は2009年3月期まで2期連続の減益で、株価も低迷。大きな伸びが期待できないプロバイダー部門以外に、広告業やネット販売などの新たな収益源が求められていた。富士通にとっても大きな経営課題だった。 関係者によると、09年1月ごろまでに、ニフティとIT企業の経営統合計画が浮上した。前社長の野副州旦(のぞえ・くにあき)氏は、秋草直之取締役相談役、間塚道義会長(現会長兼社長)ら経営幹部と協議し、IT企業との統合で「相乗効果を発
ネット接続3社がシステム統合へ ニフティなど 2009年5月11日(月)15:45 インターネット接続事業者のNECビッグローブ、ニフティ、インターネットイニシアティブの3社が、メールや課金などの中核システムを統合する方向で調整をしていることが11日、明らかになった。近く合意する見通し。3社は平成23年をめどにシステムを統合する。 3社はシステム統合でコスト圧縮を図り、設備費用を2割程度圧縮できるとみている。3社は資本提携も検討しており、今後、他の事業者にもシステム統合への参加を呼びかける方針という。 各サービスのブランドや、利用者のメールアドレスなどは変わらない。一方で、利用者がひとつのパスワードやIDで、複数サイトでのコンテンツの有料販売サービスを利用できるようにするなど、サービスの利便性を高める。 携帯電話経由でのインターネット利用者数が、パソコン経由の利用者数を上回るなど、固
ニフティは9月10日、インターネットサービス開発者向け情報提供サービス「@niftyウェブサービス」で、@niftyのポータルおよびCGMサービス用に開発した「Ruby on Railsプラグイン」の一部をオープンソースソフトウェアとして公開した。 Ruby on Railsプラグインは、Ruby on Railsで構築したアプリケーションに独自機能を追加するもので、ニフティでは、プログラミング言語「Ruby」の開発者まつもとゆきひろ氏が在籍するネットワーク応用通信研究所と共同で仕様を検討し、開発を行っている。 今回、データベースのテーブルの管理機能を提供する「ActiveRecordBrowser」、静的コンテンツをアプリケーション経由で公開する「FilePublisher」、データベースのスキーマの変更なしにモデルにフィールドを追加する「Acts AS Struct」の3つのRuby
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