ブックマーク / kame710.hatenablog.com (25)

  • 2018.8.7 消防士 - カメキチの目

    カメキチの目 悲惨な現場を体験した消防士のトラウマの深刻さが、テレビニュースの特集に取りあげられていた。 消防士は「救助」にあたっているとき、援けたくてもかなわず、死に直面することがしばしばある。 犯人確保(逮捕)もある現場警察官、「戦争」も覚悟の自衛隊員にもトラウマはある(ケガや死の危険がおよぶことも…。南スーダンへ派遣された自衛隊員は、戦闘行為こそありませんでしたが、帰還した今でもPTSDに悩んでいる方がおり、酷くて自殺した方もいます)。 「消防士」はヒーローなので、 「ヒーローは強くあらねばならない」という呪縛にとらわれやすい。 消防署の実態といえば、「とらわれる」のは個人の問題ということで「個人まかせ」にされ、組織的にきちんと対応されず、放ったらかしにされてきたとのこと(警察、自衛隊推して知るべし)。 悲惨な現場を体験した消防士の多くが、「救急」には出たくないと思い、救急出動にあ

    2018.8.7 消防士 - カメキチの目
  • 2018.6.9 『面白くて眠れなくなる進化論』② - カメキチの目

    カメキチの目 ② きれい好きもいれば、 (汚いのが好きというわけではないけれど)「きれい・汚い」にあまりこだわらない(要は、掃除したり片づけるのが面倒くさいだけ)者もいる。 「人生いろいろ」という歌があるけれど、人間もさまざま(「多様」なんですね)。 著者は生物学者で、『働かないアリに意義がある』(私は読んだことないですが聞いたことはある)というを出版し、この手のとしてはかなり読まれたらしいです。 【引用】(『働かないアリに…』からではありません) 「短期的な効率性と長期的な安定性とのあいだに綱引きがあり、長期的な安定性が進化に影響を与えていると考えられる例を見てみましょう。それは、アリのコロニーです。… ある瞬間を見てみると、全体の三割くらいしか働いておらず、後の七割はボーッとたたずんでいたり、自分の体を掃除しています。子どもの世話のような、コロニーの他のメンバーの利益になるような「

  • 2018.2.24 アルマー② - カメキチの目

    カメキチの目 「どうでもよくない話」の続き(これで終わり)。 あれはあれで終わりのはずだったのですが、みなさんからコメントいただいて(ありがとうございました)、刺激を受けて続きを書きたくなりました。しつこいと思われるでしょうが… ■コメントくださったなかに、ステキなお若い人から 【「道徳」と標準服,実に違和感を感じます 購入するかどうかは自由…この柔らかいファシズム感,NHKの視聴料同様,日社会の病原菌の一つに思えてなりません 想像力に欠けた大人程不徳な存在はないです】 とあり、深く考えさせられた。 とくに「購入するかどうかは自由…この柔らかいファシズム感」にすごく感じた。 口では、つまり形のうえでは「自由」というけれど、(ほんとうに「購入するかどうかは自由」なのでしょうが)入学する子どもたちの実際の立場にたてば、よほどしっかりとした何かを持ちあわせた子どもでないと、(違った服装だったら

  • 2018.2.20 どうでもよくない話  - カメキチの目

    カメキチの目 子どものころの私は(自分で言うのはすごくオコガマシイことですが)すなおな人間だった。なんでも「ハイハイ!」(ハイは一回でよろしいと叱られるほど)だった。 しかし、成長とともに変わった。 「成長」のしかたがよくなかったのだろうか? いつごろからか反抗的、世の中をハスにみるようになった。(それを「ヒネくれる」というなら)「ヒネクレ者」になった。 あくまで「社会」に対してです。 自分では、(どちらかというと)人にはやさしく振るまってきたつもり。その証拠に(いや、「証拠」とはいえないか)人にぞんざいな態度をとった(と思う)とき、ましてや相手にイヤな思いをさせたときはとても後悔し、自己嫌悪におちいる。 自分とはまったく関係ない話で、「どうでもいい」と言ってしまえば「どうでもいい」のかもしれないが、どうでもいい気もちにはなれない。 そのニュースを聞いて不快になった。 ↓ ■ 東京銀座の公

  • 2018.1.31『日本辺境論』③ ブリコルール - カメキチの目

    カメキチの目 「ブリコルール」。 「ブリコラージュ」というものを初めて耳にしたのはいつであったか覚えていませんが、昔、小さな子どもを相手にちぎり絵やがらくた細工をやったことあります。 いま思えば、あれもブリコラージュ(定義どおりではなくてもその一変種)だったのかもしれません。 こでは、「ブリコルール」という言葉、概念の正確さにはこだわらず使います。 「そのモノゴトが、拾ったものか出あったかものか奪ったものはかわからないが、ともかく手に入れたものは、(いまは役にたたなくても)いつか役だつかもしれないので、とって(たくわえて)おく。必要になったら、その在りあわせでモノゴトを器用に(創意工夫し)作ること」またそういう人と、勝手に自己解釈しときます。 子ども相手の仕事をしていたとき、近くの住宅建築現場に出た木材の端きれを大工さんにことわって(おられないときは悪いとは思いながらも黙って持ってきたーそ

  • 2018.1.27   『日本辺境論』② - カメキチの目

    カメキチの目 感想③ 「機」の思想 という章(章は全部で三つ)があります。 著者は長いあいだ合気道をやっておられ、広い意味での武道の熟達者でもあり、弟子もとれるほど。 しかし、ご人は思想という学問だけではなく、合気道という身のこなし(ワザ)とともに武道の精神へも精通されています。 「機」というのは、「石火之機」とか「啐啄之機」とか、禅のたいせつな精神です。前者は一瞬に気(意識、精神)を集中するときの「気合い」みたいなものの意義をいっています(後者は少し違いますが説明はここではお許しください。ともかく、「武道」にも通じているようです)。 話は全部とてもおもしろかったのですが、になかったことを含め、私がいちばんに感じたことのみ書きます。 巌流島の宮武蔵と佐々木小次郎のたたかいの結果はご存知のとおり。 そうなるまでの二人の行動、心中についての説はいろいろあるようです。 よくいわれるのは、来

    2018.1.27   『日本辺境論』② - カメキチの目
  • 2018.1.18 友 - カメキチの目

    まったく個人的な話ですみません。 「備忘録」として残しておきたいと思い、記事にしました。 この7日のこと。二人しかいない「親友」のひとりが亡くなっていたことを、彼の弟さんのお嫁さんの手紙で突然、知ることになった。 彼は、慕って同居(というより居候)していたお姉さんが亡くなり、四十九日法要を無事にすませたあと、お姉さんを追うかのように亡くなった。 歳が離れた姉であり、子どものときから母親のように慕っていたという話を人から聞いた覚えがある(亡くなられたときはもう80近かったのじゃないだろうか)。 彼の死んだ日は正確にはわからない。「お姉さんを追うかのように」だけ。お姉さんの四十九日法要後しばらくしてということだけ。 姉が死んでひとり身になった彼を気遣ったお兄さんが(とても遠いところにいるので)世話になっている寺の住職さんに様子を見てきてほしいと頼まれ、その住職さんからの依頼を受けた警察が、す

    2018.1.18 友 - カメキチの目
  • 2018.1.10「ケンカ」 - カメキチの目

    カメキチの目 先日、私の子どもくらいのお歳の読者(「マミーさん」といいます)が、「夫婦が睦まじくあるために」の「ケンカのしかた」を、とっても読みやすく、納得しやすく書かれていました(すばらしかった!)。 こんどの記事に限らず、読者の心をワシづかみにされるマミーさんですが、1月4日のぶんをご人の許しをえて掲載させていただきました。 先に「すばらしい!」と感嘆したあとなので、私のつまらないケンカ話は「どうしようか?…」と悩んだのですが、まっ、こういうつまらぬのもある、恥さらしも「反面教師」にしてもらえるかなと思い、やっぱり書くことにしました。 (長年つれそっていても、「思いのズレ」を原因にケンカすることがあり、もっと若いときにマミーさんのこの記事にあいたかったです) 昔の蚊取り線香の「金鳥(キンチョウ)」のCMが好きでした。 「つまらん、つまらん」とクソ真面目に演じる大滝秀治さんのやつ。 そ

    2018.1.10「ケンカ」 - カメキチの目
  • 2018.1.  旅と「波」 - カメキチの目

    カメキチの目 また小さな旅に出た。 「よくもまぁー、タビたび…」が、口にはだしませんが子どもたちの内心だと思います(呆れられているのかも…)。でも、旅先も道中も若い人の好みそうなものではないので、うらやましがられることはありません。 その証拠にこっちが旅行写真をだし「見て、みて!」と言ってもあまり乗り気ではなさそう。しかたなく(義理で)見ていることがアリありだった(で、今では初めから言わない)。 山のつぎは海と決めているわけではないが、こんどは海だった。 きょ年の晩夏、海に行った。そのときとそっくりの場所で、そのときとそっくりの過ごしかたをした。 列車に3、4時間ゆられるが、車窓には釘づけになる。 別に、旅の費用と天秤にかけ、この景色を見なければもったいないと思うケチではないけれど、次つぎと変わりゆく、移りゆく風景は目に焼きつけたい。 みんな「一期一会」の出あい。 海辺の街、漁村、小さな漁

    2018.1.  旅と「波」 - カメキチの目
  • 2017.12.23 年寄り向けの商品・企画を増やしてほしいグチ② - カメキチの目

    カメキチの目 ■ 何%引きの日に、目あての衣類を買いに行ったまではいいものの、ツレはグチる。 「高齢者が増えたというのに、若い人むけの服は種類が豊富なのに年寄りむけは少ない。たまにあればあったで『帯に短し襷に長し』…」 そこは全国展開の、店舗をモール形態でも運営し、一種の「文化」も発信するほどの大型スーパーだ。 その大型スーパーは、私のところは「〇〇〇スタイル」と粋な名前をつけています(前は「シティ」)。 ここをあきらめ、住んでいる地域では有名な老舗の大型スーパーのほうをのぞいてみようか…とも考えている。 ひと口に「年寄り」「オバサン」といえど(「オジサン」も)、オシャレを楽しむ方もいればそうでない人もいる。 ウチの場合は楽しまない。 化粧もしない(スッピンに自信をもっているのではないだろう。ただ面倒くさいのか)。口紅もしない(独身時代は知らないが)結婚式のときに少し引いていたのを見ただけ

    2017.12.23 年寄り向けの商品・企画を増やしてほしいグチ② - カメキチの目
  • 2011.11.22 たわごと - カメキチの目

    カメキチの目 ふっと思った。 思っても仕方がないといえばそれまでなのですが… そうですが、(「暖簾に腕押し」、自分の手におえない社会のことでも)ひとりの人間・個人として、ひとつの思い・考えとしてはこんなのもあると記録しておきたいと思ったのです。 (前回は、紅葉まっ盛り、桜の葉っぱ一枚にも雄大な山の景色にも、自然の神々しさを感じ、感じる自分も感じ、二重に喜んだのですが、目を世の中に向ければユーウツこの上ありません) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この前の「国政選挙」。国をあげての行事にいくらカネがかかったのだろうか。 私がせこいのか、そういう小さなことが気になる。 テレビの『相棒』。主人公の右京さんは「小さなことが気になるのが僕の悪い癖でしてねー、スミマセンが一つお聞せしてほしいのですが…」と切りだし、どんな難事件をみごとに解決してゆく。 国のおカネ、予算というのはあたり前で

    2011.11.22 たわごと - カメキチの目
    tsuritsuri
    tsuritsuri 2017/11/24
    最後の言葉が特にしみます…
  • 2017.10. 『内田樹の生存戦略』③ - カメキチの目

    カメキチの目 Q 子どもにやらせるのなら、合気道と柔道、どっちでしょう? (じつは著者は古武術家で、長いこと合気道をやっておられ、達人の域に達しておられます) (グーグル画像さんから借りました) A ものを学ぶときは、学び始める前にあまり予備知識を持たない方がよい。これは僕の経験的確信です。… (注 著者は大学の先生で、教え子のなかの)その学生たちは、効率よく有用で換金性の高い知識や技術を手に入れることよりも、自分が何者であるのかを知りたがっていた。自分の中には、自分自身も知らない、知的可能性が眠っていることをぼんやり感じとっていた。 もちろん、内田さんは「合気道(もしくは柔道)がいいです」なんてことは言わない。 スポーツではない「習いごと」のQでもいっしょだろう。 (モノになってほしいと高望みするのは別にしても)やってよかったと満足できるくらいにはなってほしい、と親ならだれでも願う。わが

    2017.10. 『内田樹の生存戦略』③ - カメキチの目
    tsuritsuri
    tsuritsuri 2017/10/15
    なるほどなぁ…
  • 2017.10.8 『内田樹の生存戦略』① - カメキチの目

    カメキチの目 すばらしいに出あった。めったにあることではない。 もともと著者の内田樹さんは気に入っており、いままでも何冊か読んでいるが、これは人生相談のような体裁で、身ぢかな「悩み」「問題」に内田樹が答えるというもの。 この人ならではの答えがとてもおもしろかった。 あまりにおもしろいので、「読んでみたら…」とツレにすすめたけれど、「リンパ」(リンパ腺とかの)のを読んでおり、「そっちがおもしろい」と返された。 (リンパよりおもしろいのに…) リンパがあろうとなかろうと、記事にしたいとの読み始めからそう思いました。 (前にも書いたことありますが、内田さんはご自分のブログ記事も著作も、「著作権」を主張しないから自由に使っていいと、何かので述べておられたので、遠慮なく引用し、間に私の思い考えも挟んで紹介します。ただしQアンドAは、私の心に残ったものだけに絞ります) 書名は『内田樹の生存戦略

    2017.10.8 『内田樹の生存戦略』① - カメキチの目
  • 2017.10.4 つれづれの記⑫ - カメキチの目

    カメキチの目 【続き】 「少年時代」といわれるころの話で書きたくなるのはもう思いつかないので、このシリーズはこれで終わります。 これまでの「子どものころの思い出」におつきあいくださり、ありがとうございました。 私の子ども時代。チャンバラとおなじくらい「西部劇ごっこ」が盛んだった。 片手の親指を立てて人差し指を相手に向け、残り3は手のひらに折る。これで銃は完成。いっちょまえのガンマン成立。 ちなみに両手で2丁拳銃。刀でいえば両刀づかい。 あとは木陰や家の隅に身を隠し、やるだけだ。 「バキューン、バキューン…」 気で遊んだ。 撃たれたときは、刃で切られたときのように、地面に伏す。「死ぬ」とはこういうもんかと幼い頭で描いたイメージで演じました。 遊びのたびごと、何回まで生き返られるか(遊びの世界では死ぬことは一度かぎりときまってはいません《それじゃ遊びが続かない》)不死身を認めるか…。子ども

    2017.10.4 つれづれの記⑫ - カメキチの目
  • 2017.10.1 おことわり - カメキチの目

    カメキチの目 ブログへの思いは前にも2、3度かいたことあります。 そのときも感じていたことですが、書かなかったことがあり、ずっと気になっていました。 一度きちんと書いておことわりし、謝らなければならないと思っていました。 私が「読者」になっている方々に対してです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「プログラム」「電子ゲーム」「音楽」「オシャレ」「料理」「健康(ダイエットをふくむ)」「スポーツ」…私はどれもダメ(女性に多い「断捨離」「シンプルライフ」「エステ」…なども)。 正確にいえば(興味・関心がないのではなく)わからないのです(わからなければわかろうとすればいいのですが「面倒くさい」「いまさら…」が先に立ちます)。 私は年齢を経ても活動的で、新たなことに挑戦する人を尊敬し賞賛しますが、自分にできるとは思わないし、する気もないところに落ち着いています。 「あまり興味・関心が

    2017.10.1 おことわり - カメキチの目
  • 2017.9.27 国政選挙にあたって - カメキチの目

    カメキチの目 (前回の「耳掃除」に、いろいろ教えてくださりありがたかったです。ちょっと迷ったのですが、記事にしてよかったです。ほんとうにありがとうございました) 耳から一転、きょうはもうすぐ行われる国政選挙のことです。 はっきり言えば、自民党の勢力を、少しでも落そうと呼びかけたいことです。 独裁的な政治をやめさようということです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私の場合は、多感な若いとき、まわりから刺激され社会や政治に関心を持ちました。 直接的にはある友人に話かけられたことがきっかけです(その友人は私にはそれから生涯の「親友」になりましたが、精神を病んで、いまは連絡さえとれません)。 が、たぶんに、ベトナム戦争や、その頃の時代・社会の出来事の影響がありました。 今、トランプが切れて北朝鮮戦争をしかけたら、北朝鮮の名もなき人々が虫けらのように殺されていくのを(ベトナム戦争

    2017.9.27 国政選挙にあたって - カメキチの目
  • 2017.9.7 つれづれの記⑨ - カメキチの目

    カメキチの目 【続き】 [暮らしと人びと②] ・水 いくらでも裏山から引けた。 ビニールパイプなど便利な材料はまだなく、竹が使われていた。また、どこの家にもそれほど深くない井戸もあった。 水洗蛇口などというハイカラなものはなかったので、いったん桶に水をためて使ったのかな。 チョロチョロ…。引いた水は絶えることなく流れている。 井戸水を釣瓶(のちに手押しポンプ)でバケツに汲み、なんども風呂の釜まで往復したことを、そのときは少年になっていたのでよく覚えている。 こんな自然がうみだす水(ということは誰のものでもある。欲しいときは誰も使える)を、ある企業が買い占める。水の湧きだす土地を買い占める。 その水を「どこそこの天然水」としてペットボトルに詰めこんで、誰もが手軽に安い値段で買えるような商いをするまでは許せても(これとて許せられないか)、 たとえば(海外の大ガネ持ち。国内でも《自分はカネがなく

    2017.9.7 つれづれの記⑨ - カメキチの目
  • 2017.8.31 『動物のいのちを考える』3 - カメキチの目

    カメキチの目 第三章 人に見られる動物たち-動物園動物 第四章 ラボから始まるいのち-家畜・実験動物からヒトまで 第五章 あふれる野生動物との向き合い方-野生動物 第六章 東日大震災と動物 ちょっとはどこかで見聞きした話があったので、日ごろ感じてはいても、「そうだったのか」ということがとても多かった。 【動物園動物】 ・人気動物はマスコミがつくり、あおる。 ある人気チンパンジーやパンダの赤ちゃんや「立ちあがるレッサーパンダ」など。 テレビや新聞にはいいネタとなる。 かって動物園園長もしたことのある著者の獣医師は言う。人気動物もいいけれど、せっかく動物園に来たのだから、ほかの動物も見よう。自分のお気に入りが見つかるかもしれない。 ・お気に入りには名前をつけたくなる(人気動物にはたいてい名前があります)。 日の動物園では、それが可能な動物には個別に名前をつけて飼育、管理する(飼育側・来園者

    2017.8.31 『動物のいのちを考える』3 - カメキチの目
  • 2017.8.17 蝉 - カメキチの目

    カメキチの目 いま、書いておかなければならないと思いあわてて記事にした。 まだまだかもしれないが、長く生きてきて、私はこのごろ日の自然の移ろいに敏感になったようだと、自己満足している。 あくまで「自己満足」。 だからどうした?ということではないが、「自分」にこだわるのもいいけれど、そこを離れて自然を感じるのも、「感じている自分」を感じて、またいいと思った。 季節は盆を過ぎた。 盆前には二四節季の「立秋」があるし、七二候の「寒蝉鳴(かんせん《ひぐらし》なく)」があった。 台所には「旧暦カレンダー」を吊りさげていますが、二四節季七二候の日はたいてい合っており、昔の人の自然を感じる感覚にはおそれいります。 ちょっと静かなときが増えたけれど、まだ蝉がないている。「シャアーシャアー…」 まるで樹から音が「降ってくる」感じ。 ことしの自分が見聞きするのは、ほとんどがクマゼミ。 これまでの中心はアブラ

    2017.8.17 蝉 - カメキチの目
  • 2017.8.14   つれづれの記⑥ - カメキチの目

    カメキチの目 【続き】 [学校①] ・広くない校庭をはさんで、小学校と中学校が向きあう。校庭は共同。小学生、中学生。ともに使う。 かわいい大きさの小学校は2階建。マッチ箱のような中学校は平屋建。もちろんどちらも木造。中学校は、7㎞先の街にある校の「分校」。 私のいたころは、辺鄙な村でも、いわゆる戦後のベビーブーム世代だったので1学年1学級で小学校はちゃんと6クラス、中学校も3クラスあった。 中学校は中学校らしく、音楽室を兼ねていたが理科教室もあった。技工室(大工道具や旋盤などがある)、(女生徒ばかりで入ったことないので覚えがないけれど)家庭室があった。 でも、あまりに児童数が減り、私の中学校卒業後しばらくして、小学校は複式学級となり、中学校は廃校で7㎞を自転車かバスかで校まで通うことになったらしい。 いまじゃ小学校も廃校となっている。が、校舎はどちらも昔のまま。遠い昔のまま。 いまは何

    2017.8.14   つれづれの記⑥ - カメキチの目