ブレーキを装備していない競技用自転車を運転していたとして、警視庁に交通切符(赤切符)を切られたお笑いコンビ「チュートリアル」の福田充徳さん(36)について、東京区検が起訴猶予処分としたことが分かった。警視庁が道交法違反(制動装置不良)容疑で書類送検した10月28日付で処分を決めた。 送検容疑は9月28日正午ごろ、東京都世田谷区の都道で後輪のブレーキを装備していない自転車を運転したとしている。 ◇公道走行に「反則金制度」導入を 福田さんのようにブレーキを装備しない競技用自転車の公道走行を巡っては、警察が交通切符を切るケースが東京都内などで急増している。道路交通法は制動装置不良について5万円以下の罰金と定めており、警察は書類送検するが、検察側が罰金刑を求めて略式起訴することは極めてまれだ。捜査関係者からは「何度も切符を切られるなど悪質なケースは略式起訴すべきだ」との指摘も出ている。 警視庁によ