印刷 メール 競技用自転車の摘発急増 ブレーキ不備のまま公道走行 関西発の女性アイドルグループ「NMB48」が招かれた自転車マナーアップキャンペーンでも、「ピスト」が取り締まり対象になることが紹介された=7月28日、大阪市中央区、長野佑介写す 競技用自転車の特徴 都内の競技用自転車の整備不良による摘発件数 大阪府警の警察官にブレーキを取り付けるよう指導される「ピスト」の利用者=7月28日、大阪市中央区、長野佑介写す 競技用の自転車で公道を走行し、摘発されるケースが今年、東京都内で急増している。ブレーキが装備されておらず、整備不良にあたるとみなされるためだ。昨年には、違法走行による死亡事故も起きた。震災で自転車通勤に注目が集まるなか、警視庁は取り締まりを強化していくという。 この競技用自転車は「ピスト」と呼ばれる種類。スピードが出せるため、10年ほど前から自転車通勤者らの利用が増えている。3