http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20170316/ecn1703161130008-n1.htm 2016年4〜12月期決算を再延期した東芝。債務超過状態で、有力事業の切り売りを急ぐなか、 一部の地方銀行からは融資引き揚げの動きも出ている。株式の上場廃止や追加の巨額損失リスクも くすぶっており、東芝の「不良債権」認定は秒読み段階。大手銀行も新規融資は困難な状況になってきた。 債務超過状態の東芝は、金融機関の融資の前提となる「財務制限条項」に抵触した状態が続いている。 産経新聞は、協調融資に参加している地銀からは「融資継続は株主に説明がつかない」(関係者)として慎重姿勢が強まっていると報じた。 3月末に返済期限を迎える約2800億円の協調融資については、銀行団が支え続けることで合意しているが、4月以降は今後の協議次第となっている。