オランダのハーグで自転車に乗るマルク・ルッテ首相(2021年1月15日撮影)。(c)Remko de Waal / ANP / AFP 【10月4日 AFP】オランダのマルク・ルッテ(Mark Rutte)首相(55)が、自身の携帯電話にたまったテキストメッセージを長年削除し、適切に保存していなかったと指摘する政府報告書が3日、公表された。 オランダ史上最長となる13年間首相を務めるルッテ氏は、これまでスキャンダルに見舞われたことがなく、「テフロン加工首相」とも呼ばれている。 ルッテ氏は今年5月、使用しているノキア(Nokia)の古い機種の携帯電話のデータ保存容量を確保するため、テキストメッセージを削除していたと明らかにした。削除せずに保存しておくメッセージは自分で判断していたという。 政府の情報検査部門がまとめた68ページに及ぶ報告書は、ルッテ氏と総務省によるテキスト削除でデータが失われ
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