香川県道21号・丸亀詫間豊浜線には三架橋(観音寺市)の他にも、三豊市に的場橋という近代土木遺産の橋があるという事だったので、仁尾から加嶺峠を越えて詫間に下って行くと、的場橋があるという場所にはRC下路アーチ橋が架かっていました。事前に橋の形式を下調べしてなかった為、このアーチ橋が近代土木遺産なのかと思いましたが、実はこの橋は昭和34(1959)年に架け替えられた新的場橋だったのでした。 【新的場橋】 昭和34(1959)年竣工 延長30.8m、幅員6.0m RC下路タイドアーチ橋 【地図】 それでは(旧)的場橋はどこにあるのかというと、新的場橋の下流側に架かっている人道橋の位置にありました。現在は旧橋が架かっていた位置に新たな橋桁が渡され人道橋として利用されていますが、(旧)的場橋の橋台、橋脚は往時のまま残されています。この橋台、橋脚だけが残った状態で「的場橋」として近代土木遺産Cランクを