3年後に東京オリンピック開催を控えた今、東京中で大規模な再開発工事が行われ、街の風景も大きく変わろうとしている。そんな東京の中心部にあっても昭和の風情を残しているのが佃島。建ち並ぶ高層マンションの麓には懐かしい町並みが広がる。その佃島で昭和20年代後半から銭湯を営む「日の出湯」を訪ねた。 佃島は、江戸初期に徳川家康が摂津国(現大阪府)佃村・大和田村の漁師を呼び寄せ、漁業権を与えて住まわせたのが発祥という古い歴史を持つ。 「同じ佃でも、地元の人たちは一丁目を元佃、二丁目を新佃といって呼び分けているんです。昔からここに住んでいるっていう誇りでしょうね」と教えてくれたのは、女将の大脇良子さん。70代とは思えない肌ツヤのよさと、きっぷのいい語り口が印象的だ。日の出湯があるのは、その「元佃」といわれる佃一丁目だ。 日の出湯は、月島駅から徒歩4分。赤い欄干が目を引く「佃小橋」の袂(たもと)にあるビル銭
JR総武線・東中野駅東口から徒歩2分。出口からすぐのケバブ店や、飲み屋横丁、人気のステーキハウスなどを横目に通りを進み、1本裏道に入った場所に佇む銭湯「アクア東中野」。 もとは1923(大正12)年以前に千駄ヶ谷にて創業し、1956(昭和31)年に現在地へ移転した際に「富士の湯」の屋号で開業。1992(平成4)年に現在の建物へ建て替え、それを機に屋号を「アクア東中野」に改名。2023年には100周年を迎えた。 2010(平成22)年にも全面リニューアルを行い、年々アップデートされているこちらには、ジェットバス、あつ湯、サウナなどはもちろん、男女共に露天風呂、外にはなんと裸で泳げるミニプールまであるという天国のような銭湯なのだ。 また、「アクア東中野」という名前が示す通り、こちらの銭湯を語る上では「水」の魅力が欠かせない。「軟水の気持ちよさを味わってほしい」という先代の思いで、都内でもいち早
平成5(1993)年創刊の銭湯PR誌『1010』の156号ができました。 今号では「入浴+α(プラスアルファ)が楽しめる! 個性派銭湯の誘惑」と題して、入浴客のためにユニークな取り組みやサービスの提供、特徴ある設備を持つ個性的な銭湯をご紹介しています。 さらに、ネットアンケートに寄せられた読者のお便りや銭湯エピソードなどを、3人の銭湯ライターのコメントを添えて紹介する「ゆっポくんの銭湯調査隊」、黒湯温泉とキレのいいトークで人気の銭湯経営者インタビューなど、盛りだくさんの内容でお届けします。 表紙の銭湯は、建築写真家・今田耕太郎氏が撮影した豊島区の五色(ごしき)湯。創業70年の節目に、今井健太郎氏の設計による全面的な改装を行い、2022年9月にリニューアルオープン。若き3代目店主が「心の湯治場」を目指す、洗練された中にもどこかほっとできる、レトロな雰囲気が魅力です。 配布は都内の銭湯、東京都
昨年、一昨年と大好評だった銭湯スタンプラリー「ゆっポくんをさがせ!」が、今年も9月14日(金)~11月15日(木)に実施される。 オリジナルグッズをもらえるチャンスが2回あるのは昨年と同様。「チャンス1」では、都内約550軒の銭湯で9月14日(金)より配布するスタンプノートの見開き左ページに、1軒入浴するごとにスタンプを1つ押してもらい、9個のスタンプ(2浴場【2種類】以上必要)を集めると、「オリジナルトートバッグ」がもらえる。昨年は景品のトートバッグ6000個を用意したものの、予想を上回る人気のため早々と品切れする浴場が続出したことから、今年は9000個を用意した。なお、期間中は交換浴場でのトートバッグの在庫状況を、東京都浴場組合のホームページで随時お知らせする予定。チャンス1は景品がなくなり次第、受付を終了する。 なお、今年のルールでは、スタンプ押印は「一人、1回の入浴」につき「ノート
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