行政・団体川崎市は16日、殿町夜光線における路上駐停車の抑制対策に関する社会実験の結果を発表した。昨年7月(15日間)、11月(29日間)の2回にわたり、上下線1520メートルにわたり実施。路肩へのカラーコーン設置による物理的な路上駐停車対策に抑制効果があるかや、東扇島の既存トラック待機所の周知や誘導などを調べた。同市は実験結果を踏まえ、路上駐停車の抑制に向けて関係者と連携しながら効果的な対策に取り組む、としている。 発表によると、今回の実験区間ではカラーコーン設置により実験前と比べて路上に駐停車する車両台数が90%削減された。仮設トラック待機所の利用時間は、深夜から早朝に利用されており、朝の荷受け時間に遅延しないよう8時に出発する車両が多いことを確認。日中は1時間程度の利用が多いことがわかった。 一方で、既存トラック待機所の周知に関しては、遠方にある待機所の利用台数は大きく増えず、路上駐