与野党が全面対決する構図となった北海道知事選挙は、与党側が推薦した元夕張市長の鈴木直道氏が初めての当選を果たしました。 ▽鈴木直道(無所属・新)当選 162万1171票 ▽石川知裕(無所属・新)96万3942票 自民党、公明党、地域政党の新党大地が推薦した元夕張市長の鈴木直道氏が、立憲民主党、国民民主党、共産党、自由党、社民党が推薦した元衆議院議員の石川氏を抑え、初めての当選を果たしました。 鈴木氏は埼玉県出身の38歳。東京都庁に入り、財政破綻した夕張市に応援職員として派遣されたあと、平成23年の夕張市長選挙に当選し、市長を2期務めました。 選挙戦で鈴木氏は「ピンチをチャンスに」をキャッチフレーズにして、夕張市長として財政再建に道筋をつけたとする実績を強調するとともに、道外から投資を呼び込んで地域を活性化させると訴えました。 そして推薦を受けた自民・公明両党の支持層を固めたほか、支持政党を