Life is beautifulでお馴染みの中島聡さんの本。ブログの方はいつも目を通しているけど、ブログや雑誌記事がまとめられたこの本を読んで、エンジニアとしての生き方を貫き、若い人達を叱咤激励する中島さんの熱き想いを改めて知ることが出来たように思う。 日本のエンジニアは、その労働の割には社会的地位が高くないし待遇も恵まれていないので、話をしても愚痴ばかりで悲しいものがあるけれど、例えば米国へ行って現地の開発者と親しくなると「同じような仕事をしているのに年収のケタが違う!」ことを知って驚くことがある。そんな夢のような(?)世界がこの世の中に存在することを知ると、自分たちとのギャップにさらに自己嫌悪に陥ることもあるようだ。 もちろん、お金が全てではないし会社を取り巻く環境も大きく異なるので、単純に米国の方が良いと言うつもりは無いけれど、少なくとも「自分の好きなことをやって人生の満足感を得る