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音楽との対峙に求めるもの 「僕にとってはベートーヴェンが心の師です」 ある音楽と対峙するとき、私たちが最終的に求めるのは、その中に真実な音が含まれているかどうかだけではないだろうか。佐村河内守の『交響曲第1番』には、それがある。彼が広島の原爆被爆2世であり、ある時期から全聾となり、重い症状と闘いながら作曲を続けている、といったこととは別に、客観的に作品だけを聴いてみても、そこには熾烈なまでの真摯さがあり、確かに心を打つものがある。 ──レコーディングで指揮した大友直人との意見交換は? 「特にありません。自分なりの鉄則というものがありまして、頭の中で完成させた自分の作品は、一度腹を痛めて生んでしまったものですから。楽譜に書いてあるとおりにやってください、それだけです。リハにも立ち会わないです。もともとこの曲は生きているうちに演奏されるとは思っていなかったんです。いつか時代が変わって原点回帰し
那須正幹さん未発表作品 交流の山本さん保管 (1/23) 「ズッコケ三人組」シリーズで知られ、昨年7月に79歳で亡くなった、広島市西区出身の児童文学作家、那...
佐村河内守の最新情報はこちら↓ http://columbia.jp/artist-info/samuragochi/ 佐村河内守 / 交響曲第1番《HIROSHIMA》 大友直人指揮 東京交響楽団 録音2011年4月11-12日 パルテノン多摩 全ての聴力を失う絶望を経た作曲家、佐村河内守が完成させた《交響曲第1番》。 中世以来の西洋音楽の歴史を包含し、ブルックナー、マーラー、ショスタコーヴィチ等、ロマン派シンフォニストの系譜を受け継ぐこの交響曲は、佐村河内の出自(被爆二世)が反映された自伝的作品でありながら、「闇が深ければ深いほど、祈りの灯火は強く輝く」という作曲者の言葉に象徴されるように、東日本大震災の惨禍を経験した私たち日本人の心にも深く通じる、魂を救う真実の音楽といえましょう。危険を感じる大きな余震が続く中での録音セッション。大オーケストラが、大友のタクトのもと、まさに一塊の火の
8月14日、佐村河内守さんの交響曲第1番HIROSHIMA全三楽章が、京都コンサートホールで演奏されました。70分以上ぶっ通しの完全演奏は、世界初! 満員御礼となった大ホールの1600人を感動させてくれました。 このコンサートの実行委員に関わったおかげで、あと500。 あと400・・・。まだ売り切れない・・・と、ぎりぎりまで冷や汗をかいたのですが、少しずつマスコミ報道の力を得て、最後は8月11日のテレビ朝日ワイドスクランブルで放映され、本当にぎりぎりになってようやく完売となったのでした。 本当に有難いことでした。 コンサートの仕掛け人は、井上吉郎さんと池添素さん。このお二人は、京都を代表する文化人です。 数々の市民運動を展開してこられた方々ですが、吉郎さんが脳梗塞で倒れ、奇跡的に一命を取り留めて不自由な体になられた後に、これほどのスケールの事業に取り組まれたのですから、このコンサートの成功
――京都弁証法認識論研究会のブログ―― 弁証法・認識論は問題解決のための技術であり主体性確立のための基盤です。 自立した国民による自立した国家へ、日本復興への曙光を学問の都・京都から。 このページの最下段に、過去の<講義一覧> のリンク集があります。 8月8日の記事で紹介した佐村河内守氏の交響曲第1番「HIROSHIMA」の全曲初演が、昨日8月14日(土)、京都コンサートホールにて行われました。演奏は秋山和慶氏の指揮する京都市交響楽団です。 3楽章構成で演奏時間70分を超えるこの曲は、ベートーヴェンによって確立された「暗から明へ」という交響曲の王道を行く、真に交響曲らしい交響曲であった、ということができるでしょう。 まず、全体として、どのような流れの音楽であったのか、簡単にまとめておきましょう。 「運命」を描いたという第1楽章は、不気味な低音の蠢きによって開始されました。序奏的な部分が静ま
2010.04.05 佐村河内守 大曲の交響曲1番! (208) テーマ:好きなクラシック(2270) カテゴリ:最新・勝手にクラシック情報 先日、伝説の曲が演奏されました。 佐村河内守 交響曲第1番 一部では、大変反響があり、ファンの間では、幻とも呼ばれていた曲です。 それが、昨日、東京芸術劇場の大ホールで演奏されました。 自身の体内でも影響を受けている、”ヒロシマ”の原爆に対する曲です。 開演2:00には、指揮者の大友直人さんがマイクを持ち、プレトークをしてくださいました。 この曲を演奏するための、経緯が語られました。元々は、1年位前に、某作曲コンクールの審査員をやっていて作曲家の三枝さんが大友さんに「こんな凄い曲があるから一度スコアを見て」ということを言われたらしんです。その時は、軽く聴いていたそうです。それからすぐクくらいに東響の来シーズンの曲目を決めないととなった時に、スタッフの
HMVのサイトに許光俊さんがエッセイを載せていて、私はときどき読んでいるが、最近のエッセイに佐村河内守(さむらごうち・まもる)という人の交響曲第1番の演奏会が紹介されていた。そこにはリンクが張られていて、佐村河内さんの半生をつづった自叙伝「交響曲第1番」(2007年、講談社刊)の紹介記事に飛んでいた。その内容は驚くべきものだった。私は一気にひきつけられ、演奏会をきいてみたいと思った。 事前に自叙伝を読んでみた。なんという内容だろう。私は何度となく呆然として本を閉じ、嗚咽をこらえた。 佐村河内さんは1963年生まれ。両親は広島で被爆しているので、被爆2世になる。それが影響しているのかどうか、若いころから偏頭痛や聴覚障害に悩まされ、その他の症状も加わって、今では両耳とも全聾、さらには精神的な苦しみも抱えているとのこと。 音楽の勉強は4歳のときから母親に習っていたピアノが主体で、作曲は独学。高校
交響曲第1番 / 佐村河内 守 指揮 大友直人 管弦楽 東京交響楽団 会場 4月3日、東京芸術劇場 作曲家、佐村河内 守さんについての詳細は、以下の「Wikipedia」 を参考にしてください。 佐村河内 守 『ウィキペディア(Wikipedia)』 被爆二世として生まれた彼は、悪夢を次の世代へ伝える手段として 音楽を選んだのかも知れません。 言葉にするのも憚るほどの厳しい境遇の中、それでも前へ進む彼の 生き方には、ただただ脱帽するのみですが・・・ それとは別に、僕自身の音楽感と何処か重なり合うものを感じたの も事実です。 保守的な作曲技法に、一部批判的な意見もありますが、ジャンルに 拘らず音楽を楽しんで来た僕にとっては、とても興味深く、コンサート に出向きました。 魅力的な楽曲と、東京交響楽団の素晴らしい演奏・・・ とても興奮する一時でした。 大変だと思いますが、これからも活動
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