映画『pina 3D(原題)』メインビジュアル 映画『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』のヴィム・ヴェンダースがアート作品では世界初となる3Dに挑んだ映画『pina 3D(原題)』が2012年に3D公開されることが明らかになった。2009年に亡くなった不世出の舞踊家ピナ・バウシュさんへのトリビュートとして製作された本作は見事なパフォーマンスを最新の3Dカメラでとらえたダンス・ドキュメンタリー。今年のベルリン国際映画祭で上映されるやいなや話題となり、早くもヨーロッパ各国では大ヒットを記録している。 本作は、長年ピナ・バウシュさんとのコラボを企画してきたというヴェンダース監督が撮り上げた世界初のアート3D映画。作品が製作段階に入ったばかりの2009年にピナさんが亡くなったため、ヴェンダース監督はピナさんへのトリビュートとして、遺志を引き継いだヴッパタール舞踊団との共同作業という形で本作を完