よく使う裾上げのやり方 ボトムスの裾(すそ)の調整にも、基本的な手法があります。正しく覚えておくと、さまざまなシーンで活用できますよ! ◇普通まつり 手縫いではいちばん一般的な裾上げの方法です。表に縫い目が出ないように、表の布を1mmほどすくいながら、まつっていきます。 ◇流しまつり まつりつける間隔が普通のまつり縫いよりも長くなるため、布に動きを持たせたいとき(やわらかい布や裏地など)の裾上げに有効的です。 ◇千鳥がけ 縫い代に厚みを持たせたくないときは、三つ折りにせず、二つ折りにしてこの方法でまつりつけます。ほつれやすい布はあらかじめ布端にジグザグミシンをかけておきましょう。 ◇三つ折り縫い カジュアルな服やワークウェアなどで見かける裾上げの方法です。通常はミシンを使用します。ステッチが表に出るので、ステッチを効果的に使いたいときや、裾を丈夫に仕上げたいときに使います。ジーンズなどの厚