東京堂版や雑誌年鑑との関係 『雑誌年鑑』と『出版年鑑』は昭和14年から16年にかけて雑誌情報がかぶるが、昭和17年版にいたり、出版年鑑のほうが書籍年鑑となることで、相互に情報重複が生じないよう、書籍年鑑には出版年鑑にあった雑誌情報が載せられていない。p.101に『雑誌年鑑(昭和十七年版)』の広告があり、「本書は書籍年鑑の姉妹刊にして」とある。昭和18年には雑誌年鑑が廃され、日本出版年鑑となって、もとの出版年鑑と同じ性格(図書主体で雑誌も載せる)に戻る。 こねた 「書籍出版界・読書界彙報」の昭和16年5月に、「ヱホンの表紙に年齢表示」が立項。情報局第四課と出版界が「相談」して、3、4歳向けなら、「3-4」か、「三ー四」と数字だけを絵本表紙に表示するようにするという。しかし、「相談」って、また示達ですかいな(-∀-;) 「逝ける人々」から肖像写真がなくなっている。紙不足が原因??? 日本主義図