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2010年11月27日のブックマーク (24件)

  • 関東州書籍配給株式会社(関配)ってナンダロ? - 書物蔵

    昼過ぎまでウツウツとしていたが、家人に組立て物置を取りにお店へといはれ、觔斗雲。ついでにレインボーブリッジを渡りて五反田へ。30分しかをみれんかったが、出版・図書館を拾う。 わが国出版物輸出の歴史 / 望月政治. -- 日出版貿易, 1971 昭和18年に標記会社の企画がたてられ、昭和20年の前半に設立許可されたが、40日でなくなってしまったという。代表は浜井良。この人は戦後、囲碁将棋の出版をした大阪屋号書店主だという。また、日配の野口兵蔵が役員になるため昭和20年2月に大連に赴任したとも。 外地の書店数 昭和十七年調 満州(中満53 南満70 北満69) 192 このほか軍の酒保15 鉄道弘済会32 消費組合4 朝鮮 549 (かきかけ 学術雑誌 / 日図書館協会情報管理委員会雑誌分科会. -- 日図書館協会, 1976 これは2冊め。1000円で安かったので(^-^;)

    関東州書籍配給株式会社(関配)ってナンダロ? - 書物蔵
  • 図書のオビ(帯)について、図書館情報学的知見 - 書物蔵

    紀田順一郎先生のサイト見てたらUP時に見逃していた一節を発見。 のオビについてのことだんだけれど、その注にオモシロな一節。 古書収集の極意は殺意(・o・;) (注)以上は一九九四年四月の読売新聞に寄稿したもの。それをいま再録するのは『三太郎の日記』オビの情報源である詩書コレクター故小寺謙吉の消息を耳にしたからだ。没後十年間、その蔵書は行方不明となっていたが、古書雀によると、最近どうやら放出がはじまったらしい。無論、オビつきの完ばかり。『三太郎の日記』のオビも、一度は拝みたいものだ。 http://plus.harenet.ne.jp/~kida/topcontents/news/2010/111003/index.html 文芸書、特に詩書などは帯つきが骨董的価値がでて高くなるということだねぇ。 んでもって、そんなレア物ばかりの小寺謙吉のコレクションが古書市場にやうやく流れつつあるとい

    図書のオビ(帯)について、図書館情報学的知見 - 書物蔵
  • 奥付研究の解題書誌(刊行年順) - 書物蔵

    管見のかぎり、他の奥付研究文献について言及しているものはほとんどないのは残念。孤立してやっとる感じ。奥付を集めて、過去の法令を見れば足りると考えられているのだろうか? 日出版百年史年表 / 日書籍出版協会. -- 日書籍出版協会, 1968 ※事項(件名)索引がないので、通覧する(!)しかないのだが、この年表でかなり細かいこともわかる。出版史研究文献なら必ず参照しているが、常識に類するとてあまり言及されないのは残念。 太田真舟「戦前の納・検閲:内務省の発禁について」『日古書通信』40(10) [1975.10] p.5-7 ※著者が昭和10年代前半に納担当の出版関係者に聞き書き。・納の3日前は、厳重に守られていた。・納が遅れたら、奥付の月日を訂正しなければならない。・遅れても発禁の対象にならないもの(とくに官庁出版物)は、説明し、月日の訂正捺印で受理してもらいやすいと聞い

    奥付研究の解題書誌(刊行年順) - 書物蔵
  • 一冊の古雑誌からreference tool研究に及ぶ - 書物蔵

    愛書会で次の雑誌の端、2巻6号(昭和14年6月号)特輯旅と読書を1200円で拾った。 最近、読書・図書がらみの戦前雑誌に興味があるので、愛書会で扶桑さんのところに転がっていたので拾ったのだった。あわてて前後を見たけど、他の号はみあたらず。 所蔵は? へー、こんな雑誌あったんだぁ(・o・;) とて、NDL-OPACを見たら見あたらず。どうやら帝国図書館にはなかったみたい。ゆにかnetを引くと、熊県立図書館には1号だけある。 Worldcatを引くと、LCと、Harvard UniversityのHarvard-Yenching Libraryにもあるが、所蔵巻号は不明。 んぢゃあ、どこにあるべぇか、とてwebcatを引くと。 讀書と人生<ドクショ ト ジンセイ>. -- 1卷1號 ( [昭13.10] )-. -- 東京 : 三笠書房, 1938- 所蔵図書館 4 岡県セ 1(1-3)<

    一冊の古雑誌からreference tool研究に及ぶ - 書物蔵
  • ん、リヤカーによる移動図書館にゴロウタンの影響??? - 書物蔵

    棚にあったこんなの読んだ。 巡回図書館 (図書館(特集)) -- (図書館・資料館案内) / 端山 明治. -- 言語生活. (通号 241) [1971.10.00] 32〜34 移動図書館の通説が書いてあって、「動く図書館」という用語を使っているんだけれど、これは戦後の文部省のマニュアルと用法が同じで、「あー、こりゃ通説ね」と思いったんだけど、一箇所、気になるとこが。 それはこの著者が勤めていた都立青梅図書館が昭和24年にやっていた移動図書館を「訪問図書館」と呼んでいること。これってリヤカーでやったのだけれども。この「訪問図書館」という表現は、わちきの知ってるかぎりじゃあゴロウタンのにあったもののような(゜〜゜ ) 1949年に青梅でリヤカーによる移動図書館車をやった連中は、1935年のゴロウタンを読んでいた可能性が高いと見た(*´д`)ノ ただし、このハヤマ・アキハルさんはゴロウ

    ん、リヤカーによる移動図書館にゴロウタンの影響??? - 書物蔵
  • 『書籍年鑑(昭和17年版)』を読む。 - 書物蔵

    東京堂版や雑誌年鑑との関係 『雑誌年鑑』と『出版年鑑』は昭和14年から16年にかけて雑誌情報がかぶるが、昭和17年版にいたり、出版年鑑のほうが書籍年鑑となることで、相互に情報重複が生じないよう、書籍年鑑には出版年鑑にあった雑誌情報が載せられていない。p.101に『雑誌年鑑(昭和十七年版)』の広告があり、「書は書籍年鑑の姉妹刊にして」とある。昭和18年には雑誌年鑑が廃され、日出版年鑑となって、もとの出版年鑑と同じ性格(図書主体で雑誌も載せる)に戻る。 こねた 「書籍出版界・読書界彙報」の昭和16年5月に、「ヱホンの表紙に年齢表示」が立項。情報局第四課と出版界が「相談」して、3、4歳向けなら、「3-4」か、「三ー四」と数字だけを絵表紙に表示するようにするという。しかし、「相談」って、また示達ですかいな(-∀-;) 「逝ける人々」から肖像写真がなくなっている。紙不足が原因??? 日主義図

    『書籍年鑑(昭和17年版)』を読む。 - 書物蔵
  • うーむ、日本主義図書館学の影響の仮説 - 書物蔵

    きのふ、書籍年鑑S17の図書分類が日主義になっているのを見て、 七郎タンってば、「メリケンに行きたい」「まだかまだか」と思ってたのに、戦争がおっぱじまって「これで(いけなくて)よかったんだ」と自分に言い聞かせるかのように図書館の日的を書いたら、日的分類は皇室を主類として先頭に、という、時代風潮からしてトーゼンな主張をひっぱりだしてしまい、それが、じつは書籍年鑑に結実してしまった、とゆーのは仮説ですが、ありそうな(σ^〜^) と思ったが、書籍商組合版を見たらなんのことはない初期の頃から皇室が主類になってた(^-^;) 直後の追記 がっかり(´・ω・`) と思ってたら、 ん?(・ω・。) 待てよ(゚∀゚ ) そもそも戦前の図書館分類は実態上、書誌分類のためにしか使われておらんから(といふのも、開架の普及率ほぼ0パーセント)、もともと書目を総覧するための出版年鑑とはきはめて(機能上、用途上

    うーむ、日本主義図書館学の影響の仮説 - 書物蔵
  • アイデアコンテスト:若手職員ら、未来の図書館像模索--横浜 /神奈川 - 毎日jp(毎日新聞)

    パシフィコ横浜横浜市西区)で25日、若手図書館関係者によるアイデアコンテスト「L-1グランプリ 若手ライブラリアンのためのワークショップ式登竜門」が初開催された。26日まで開催されている「図書館総合展」の一環。 図書館をテーマに1日かけて議論・発表することで、若手の能力向上や新しい図書館像を模索するのが狙い。企画した学術情報関連のベンチャー企業経営、岡真さん(37)によると、現在、図書館の正規職員になるのは非常に困難で、高齢化が進んでいるという。「若手を覆う閉塞(へいそく)感を打破するきっかけになれば」と話す。 コンテストには全国から集まった7チーム35人の図書館関係者が参加。当日発表された「抜てき人事で館長になったとき」というテーマで、来場者に意見を聞くなどしながら練り上げたアイデアが披露された。 グランプリに選ばれ、賞金40万円を獲得した「石けんブラザーズ」は図書館職員やデザイナー

  • TBS赤坂サカスに15mのヤマト展示中 映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」宣伝用 « NODE 科学、技術、サブカル ニュース

    TBS 赤坂サカスに巨大ヤマト出現!! 11/20(土)から12/4(日)までの期間限定で、TBS赤坂サカス(港区赤坂5-3-6)に“ヤマト・サカス”がスタートします!その目玉はなんと<15mの巨大ヤマト>が出現することと、展示ブース<ヤマト・ギャラリー>です。 引用元: TBS 赤坂サカスに巨大ヤマト出現!!. 映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の宣伝用に作られたものです。見に行ってきました。 CGデータを元に作ったとのことですがだいぶデフォルメされているように見えます。昔出ていたヤマトのプラモにパースをつけたデフォルメモデルというのがありましたが、あれを彷彿とさせますね。 実写版のヤマトはあちこちがアニメのヤマトと違っているのですが、細部もけっこう作り込まれているのは嬉しいです。 主砲は動きます。 ちなみにバックで流れている音楽は主題歌の「LOVE LIVES」。エアロス

    tsysoba
    tsysoba 2010/11/27
    こんなものが赤坂に…。
  • メタデータ情報基盤構築事業 国際シンポジウム

    開催のご案内 「総務省 新ICT利活用サービス創出支援事業 メタデータ情報基盤構築事業」(代表提案者:国立大学法人筑波大学)は、図書館、博物館、美術館、公文書館、研究機関、民間出版社等の様々な機関が利用するメタデータ(情報検索システムの検索対象となるデータを要約したデータ群)の記述規則や語彙の情報を収集し、デジタルコンテンツ提供者やデジタルコンテンツを利用したサービス提供者等へ一元的に提供する情報基盤を整備する事で、メタデータの相互運用性と利用性の高度化を進め、ICTを活用した新しいサービスの創出を目指すプロジェクトです。 プロジェクトの一環として国際シンポジウムを開催いたしますのでご案内いたします。皆様のご参加をお待ちしております。 ○ プログラム 1. Opening (13:30-13:45) 開会 事務局 挨拶 筑波大学大学院・図書館情報メディア研究科 教授 杉重雄

    tsysoba
    tsysoba 2010/11/27
    「メタデータ情報基盤の将来を考える」。メタデータスキーマレジストリとかlinked dataとか。
  • 渋沢栄一記念財団 実業史研究情報センター / 協力事業 / 国際シンポジウム「ビジネス・アーカイブズの価値」

    渋沢栄一記念財団では、国際文書館評議会ビジネス労働部会などと共催で下記の国際シンポジウムの開催を計画しています。講演者、講演テーマなど詳細については、順次ウェブ上でお知らせします。参加申込は2011年4月受付開始の予定です。

  • 書籍購入者に全文PDFファイルを提供して見えてきたこと

    先日、ITmediaで拙著「インサイド・ドキュメント“3D世界規格を作れ!”」を紹介していただいて以降、紙の書籍を購入した読者に電子データを提供するという試みについて、多くの方から励ましと意見をいただいた。ちょうど、そのダウンロードサービスの期間を延長するという発表を行うタイミングで、コラム執筆のチャンスを得た。 当時、掲載いただいた記事にもあるとおり、このでは書籍にユニークコードを印刷しておき、そのコードをWebサイトで入力することで、全文のPDFファイルをダウンロード可能にするという仕掛けを盛り込んだ。を購入いただいた読者には、紙でもeBook端末でも、その時々や好みに応じて自由なスタイルで読んでほしいと考えたからだ。 今回のコラムは、その経緯や将来の課題について書き進めたいと思う。 どうやって全文PDFファイルをダウンロードしてもらうのか? 書籍購入者に全文PDFファイルを無償で

    書籍購入者に全文PDFファイルを提供して見えてきたこと
  • ePUBに風が吹いてきた

    E-Bookで自国語を表示するというだけの話に、これほど出版界の関心が集まる国はない。専用端末に時間をかけすぎたXMDFにも、なかなか日語実装が出ないePUBにも失望しているのは筆者だけではないだろう。おかげでこの「元年」は、話題だけが盛り上がって終わった。考えてみれば、日語の迷宮は日人にとっての鬼門だった。ここを越えないと21世紀は来ないということだろう。メーカーにとっても、出版社にとっても。それが分かっただけでも、この「幻の元年」は無駄ではなかったのかもしれない。 「潮目が変わった」 11月22日、ePUB日語拡張仕様セミナーが約500名の参加を得て開催された。ePUBへの日語拡張の仕様化作業に関心が集まって1年足らずだが、講演者の一人が「潮目が変わったようだ」と後で感想を漏らしたように、たしかに変わった印象を受けた。それは総務省の松田統括補佐が挨拶を述べたことにも象徴される

  • 日本電子出版協会、EPUB日本語拡張仕様セミナーを開催 ~EPUB3における縦書きやルビなど日本語組版の現状を報告

  • 国会図書館:電子書籍の収集範囲を検討 来年度末にも開始 - 毎日jp(毎日新聞)

    アイパッドなど携帯端末の普及に伴う電子書籍市場の拡大を受け、国立国会図書館(東京都千代田区)は、電子書籍を収集する制度を作るために業界団体などからヒアリングを始めた。印刷された出版物は、国会図書館法で出版社などに同館への納が義務づけられている。しかし、インターネット上のものは官公庁のウェブサイトなどを除き収集対象外だった。同館は早ければ11年度末にも制度をスタートさせる方針だ。 学識経験者や出版業界関係者らで構成する館長の諮問機関「納制度審議会」は6月、電子書籍などの収集に関して答申を出した。答申は、電子書籍の市場規模が464億円(08年)に上るとし、「オンライン資料の収集ができないと、(法律で定めた)『文化財の蓄積及びその利用』の目的が達せられない恐れがある」とした。 答申で収集対象とされたのは、電子書籍や携帯電話で読める「ケータイ小説」など。館内で検討中だが、当面は義務化の対象を、

  • ハーバード大学図書館長ダーントン氏、Googleに対して米国デジタル公共図書館への協力を期待

    2010年11月23日付けのNew York Review of Booksのブログに、ハーバード大学図書館長のダーントン(Robert Darnton)氏が“How Google Can Save America’s Books”と題した記事を掲載しています。記事では、米国デジタル公共図書館(Digital Public Library of America:DPLA)の設立に向けた展望が語られています。(なお、カレントアウェアネス-E181号に掲載しました「E1105 – ハーバード大学図書館長,「全米デジタル図書館」を語る」では、「全米デジタル図書館」(National Digital Library)と表記しています。)ダーントン氏は、諸外国でも国立のデジタル図書館が進展していること、米国では資金面よりも法的な問題がDPLA実現の障害となっているが、学術書の著者である研究者らは、自

    ハーバード大学図書館長ダーントン氏、Googleに対して米国デジタル公共図書館への協力を期待
  • How Google Can Save America's Books | Robert Darnton

    Félix VallottonGoogle represents the ultimate in business plans. By controlling access to information, it has made billions, which it is now investing in the control of the information itself. What began as Google Book Search is therefore becoming the largest library and book business in the world. Like all commercial enterprises, Google’s primary responsibility is to make money for its shareholde

    How Google Can Save America's Books | Robert Darnton
  • Nimbus Hosting

  • 「図書館史」がわたしに語ること(リハビリ7番勝負その6) - 愚智提衡而立治之至也

    ここ数日,思った以上に多忙で筆が進みませんで・・・・・・。 図書館史については,いろいろ調べたいことがあるんですよ。森有礼については先日,ようやくの思いで小論をものしたわけですが(「森有礼の「銀座煉瓦街図書館構想」再評価への試み」なお,ここには明確には書かなかったけど,森有礼の「挫折」はあまりに先走りすぎたことと,森自身の経営能力の欠如に原因があったんじゃないでしょうか),この国の図書館活動において大きな足跡を残しているはずなのに顧みられることの少なくなった明治・大正期の「私立図書館」の再評価というのは,首都圏に住んでいたら絶対に手をつけたであろう分野ですよねえ。地方在住だと,一次資料へのアクセスが金銭的にも肉体的にも困難なので,しばらく資料を集めていた南葵文庫と南葵音楽文庫のお勉強も最近はご無沙汰。 『日の近世』(中央公論社)に載っていた三河国の国学系「前図書館(pre-library

    「図書館史」がわたしに語ること(リハビリ7番勝負その6) - 愚智提衡而立治之至也
  • 新聞は読まない、いらない、記者はくず、という人にも新聞のことを説明する理由 - ガ島通信

    2010年11月24-25日のツイートを再編集、参考に執筆しています。私の視点でまとめてありますので詳細は各関係者のツイートをご覧ください。 きっかけは、記者クラブ加盟某新聞社の記者だという(@kishapoppo033)のツイート『「最近、大学の先生と話す機会が多いのだが「もはや新聞読めとか言えないよ。学生に読める知識がない。読む前に朝日だから左翼、産経だから愛国とか言って、内容を理解しないで批判する学生が多い」という趣旨のことをよく聞く。いろんな意味で当に心配だ』でした。その後のツイートを抜粋すると… @kishapoppo033 じゃ、ネットで読んでください(笑) RT @napo_san 新聞はもはや中高年・老人向けメディアだけどね。若者に読んでもらえるように変わるべきは新聞 もっと新聞を知って、読んでもらう努力をするという話に何故ならないんだろう RT @kishapoppo0

    tsysoba
    tsysoba 2010/11/27
    公共サービスも同じ罠にはまりがちかも。他山の石。
  • 図書館総合展参加レポート(その2) - 図書館小町

    図書館総合展第1日目の参加レポート「その2」は、午後のフォーラム「長尾構想」への図書館界・出版界のまなざし−長尾真と湯浅俊彦の論点整理−」です。 今回のレポートも、講師お二人の発言について、個人的に気になったこと+関心のあったことのメモをおこしたものです。私が聞き取れた範囲でのメモなので、実際の内容と違っている部分もあるかもしれませんが、ご了承ください。 「長尾構想」への図書館界・出版界のまなざし−長尾真と湯浅俊彦の論点整理−(講師:国立国会図書館長 長尾真、夙川学院短期大学准教授 湯浅俊彦) 館種によって、電子資料・ネットワーク系情報源に対する取り組みに相違がある。公共図書館では、利用時間に制限があったり、利用できる端末が限られているなど制限付きでの提供で、あまり活用できていない状況にある。→ 公共図書館における電子書籍の提供環境が課題か? 「電子出版物流通センター」について。電子書籍

    図書館総合展参加レポート(その2) - 図書館小町
  • WEB版 REBOOTING PAPER MEDIA(仲俣暁生) | 連載 | Lmaga.jp(エルマガ.JP)

    2010年6月1日号(686号)で、雑誌『BRUTUS』は創刊30周年を迎えた。その記念すべき特集企画は「ポップカルチャーの教科書」。表紙には、この号の台割り表が全面にレイアウトされ、手描き風の文字で特集タイトルの書かれた付箋紙が貼ってある。いかにも『BRUTUS』的な趣向だなと思ったが、あらためてじっくり見てみると、インパクトの弱いこと、弱いこと。 台割り表はエクセルかなにかで作られた素っ気ないもので、冴えないゴチック書体で著者や企画の名前が並ぶ。現実に使われている台割りそのままなのかどうかは判らないが、雑誌づくりの現場がもっているはずの熱気や色気が、少しも伝わって来ない。30周年記念号のアートワークとしては正直、大失敗だと思う。でも、この「大失敗」な感じこそが、いまこの雑誌が置かれている状況を物語っている。 似たような表紙が、以前にもあったことを思いだす。2002年2月1日号(49

  • レファレンス、この一冊/複数の領域を渡り歩くならFirst Stopふたたび

    古い『参考書誌研究』だったと思うが、アメリカの研究者がしばしば「脇見」するのは、そうできるだけのツールが揃っているからだろう、と日中国研究者が書いていた。 彼らは専門外の研究もよく活用するし、専門自体を途中で変える者も少なくない。 日の場合は、小さな研究室でトレーニングされて、小さな専門集団の中で一生を終えるのがほとんどなので、トレーニング中に何をどう読めばいいか叩き込まれれば、あとは〈仲間内〉の研究を見ていくだけで、改めて未知の分野に踏み入れ文献を探したりするツールのニーズがない。 あっても少ないからツールの種類も少ないし改訂されるまでの周期も長いし、改訂されないままであることも多い。 レファレンス・ツールに頼れないから、自然と頼らない研究生活の仕方が身に付いてしまう、と。 もちろん、この自己受粉的なディシプリンの再生産は、学際的だったり総合的だったりする研究には不利である。 何故

    レファレンス、この一冊/複数の領域を渡り歩くならFirst Stopふたたび
  • スキャン代行業者の実力を比較する(前編)

    電子書籍の普及に伴って台頭してきた「スキャン代行サービス」。この代行サービスを取り扱う短期連載の第2回は、実際に各業者に発注し、サービスの内容を具体的に検証する。 前回の記事「スキャン代行サービスの現状と内容比較」では、スキャン代行サービスの現状についてお届けした。各社のサービスの概要はサイトの説明ページを読めばおおむね理解できるものの、実際の納品物のクオリティ、および各業者の対応の詳細は、やはり実際に発注してみないと分からないところが多い。 このため今回は、同一の組み合わせパターンとなる書籍を用意し、各業者にほぼ同じ内容で発注を行い、サービス内容の検証を行った。あくまで一例ではあるが、参考にしてほしい。企画では全部で7社の業者に依頼を行ったが、今回はまず4社、次回で残る3社について、検証結果をお届けしたい。 なお、前回も触れたとおり、スキャン代行サービスは著作権法30条1項にある「その

    スキャン代行業者の実力を比較する(前編)