複数の電子書籍ストアで購入した電子書籍や自分が所有するPDFなどを一元管理する構想で大日本印刷とインプレスR&Dが開発を進める「オープン本棚」のβ版が公開された。 大日本印刷とインプレスR&Dは12月21日、共同で研究開発している「オープン本棚」について、本格リリースに向けた最終評価を実施することを発表した。Android端末向けにβ版のアプリを用意、テスターを希望するユーザーに配布を開始した。Android 2.2以降で動作し、アプリの実行環境にAdobe AIRが必要。 オープン本棚は、複数の電子書籍ストアで購入した電子書籍や自分が所有するPDFなどの電子文書を一元管理するコンセプトで設計されているもの。本棚、書誌、アノテーションなどのマークアップ言語、およびストアやビューワとの連携APIといった技術仕様をオープンにしていくことで、サービス事業者に利用してもらうことを志向している。20